絵本

「おやすみ おやすみ」 作:シャーロット・ゾロトウ 絵:ウラジーミル・ボブリ【感想・あらすじ】

おやすみ おやすみ 表紙

おやすみ おやすみ あらすじ

サカナは水草のあいだで、目をぱっちり、口をぱっくりあけてねむります。――クマやウマ、ハトやカメ、バッタやクモ、イヌやネコ、そして子どもたち。

 

いろいろな動物のねむるようすを、ゾロトウのやさしい詩と洗練されたデザインの絵で、しずかに語りかけます。安らかなねむりへと誘う、おやすみまえにぴったりの1冊です。

 

おやすみ おやすみ 1

 

サカナは みずくさの なか、めを ぱっちり くちを ぱっくり あげて ねむります。

 

「ハト、ウマ、アザラシ、カメ、ネコ、子供」などの寝る姿を非常にやさしい画風で描いた絵本です。寝れない夜などに、いかがでしょうか?

 

寝る前、ぐずる子にオススメ

おやすみ おやすみ 2

 

こねこは けいとの かごの なか、 のどを ゴロゴロ ならして ねむります。いえで いちばん あたたかい ばしょを、よく しっているのです。

 

子供を寝かしつける時や、ぐずりやすい子などにオススメ。読み聞かせしやすい内容になっています。

 

紙の色も紺色になっているので、目にやさしくできていて語りかけやすいデザインになっています。

 

眠りを誘う文章

「ハトはからだをよせあって、ほかほかクウクウねむります。」

「ウマはのはらやうまごやで、たったままねむります。ときどきしっぽでハエをはらいつつ。」

「アザラシはこおりのうえに、ぺたりねころびねむります。」

「カメはこうらにもぐってねむります。 いしのようにしずかに。」

 

いろんな動物の寝る姿を見ながら、子どもに語りかけてあげてください。自然と眠りたくなるような雰囲気になります。

 

作家さんの特徴&ロシアの雰囲気

シャーロット・ゾロトウの詩がゆったり、のんびり書かれているので読むだけで眠くなります。読み聞かせする時も、ゆっくりと読んであげればよりいっそう良いですよ。

 

ウラジミール・ボブリさんはロシア・バレイ団の衣装デザインも手がけたりしていました。

 

なので、グレーの紙の色やイラストのデザインがロシアのような雰囲気が伝わってくる作品だと感じました。

 

寒色系の独特の色使いが、上手に使われた作品です。

 

表紙のイラストで勘違いしやすい絵本

表紙の絵が暗くて、怖い絵本に見えると思いますが。大丈夫です。(表紙の絵に描かれている子供のイラストは、これから寝ようとあくびをしている姿を表現しています。)

 

ぜひ、寝る前に読んであげてみてはいかがでしょうか。

 

→「サムさんと10ぴきのひつじ 」 作:ミジ・ケリー 絵:ラッセル・エイト【感想・あらすじ】

→動物の平均睡眠時間って知ってる?

 

著者紹介 アメリカ人×ウクライナ人作家

シャーロット・ゾロトウ

© Dragon, Pen & Inc, 2001-2007 引用 http://www.charlottezolotow.com/

 

作 シャーロット・ゾロトウ

1915‐2013。アメリカの児童文学作家、詩人。ウィスコンシン大学で美術、創作、児童心理学を学び、ハーパー&ロウ社の児童図書部で長年、編集者をつとめた。作家としても活躍し、絵本作品は70冊以上にのぼる。

公式サイト

charlottezolotow.com

 

ウラジーミル・ボブリ

© 2016 Discogs® 引用 http://www.discogs.com

 

絵 ウラジーミル・ボブリ

1898‐1986。ウクライナ生まれ。幼いころからロマの音楽や伝承に親しみ影響を受ける。ハリコフの美術学校で学び、舞台美術の道へ。ロシア革命期に国外へ逃れ、ロシア・バレエ団の衣装デザインを手がけたり、トルコの古いモスクからビザンチン壁画を発掘するなど、さまざまな経験を積む。1921年、アメリカのニューヨークへ移住。

ウラジーミル・ボブリさんの動物のイラストが紹介されているサイトです。

theanimalarium.blogspot.jp

 

シャーロット・ゾロトウ (著), ウラジーミル・ボブリ (イラスト) ふしみ みさを (翻訳) 岩波書店
 
ABOUT ME
eにんじん
3兄弟の末っ子でイラスト・記事執筆を担当しています。老人ホームで、読み聞かせのボランティアをやっていました。現在は、横須賀で情報を発信しています。企画、デザインも考えています。
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