動物絵本 PR

チェコの絵本「ちびとらちゃん」 勇気がわいてくる物語【感想・あらすじ】

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
ちびとらちゃん 表紙

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

あらすじ

あるところに、「ちびとらちゃん」という、臆病なとらの男の子がいました。

 

ある日、勇気がないという理由で「ちびとらちゃん」は縞模様をとりあげられてしまったのです。

 

ちびとらちゃん 1

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

 

縞模様を返してもらうために、勇気を探しに旅にでます。

 

チェコの絵本

イラストはチェコのヨゼフ・パレチェクさんが描いています。チェコの絵本はやさしい雰囲気のイラストが多いのが特徴です。

 

特にヨゼフ・パレチェクさんのイラストはすごく可愛くて癒される作風なんです。

 

キャラクターの表情が一つ一つ違って、命が宿っている感じが見ていて楽しいです!

 

勇気はどこにあるの?

兵隊さんに「勇気をください!」となげかけると、見張りをする勇気を持てるのかと試され、

 

ちびとらちゃん 2

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

 

サーカスの団長さんに聞くと、「つなわたりをおしえよう」と言われ、高いところにいる勇気を試されます。

 

今度は馬に乗った男たちから、馬にのる勇気を試されますが、全て怖くて逃げだしてしまう「ちびとらちゃん」。

 

ちびとらちゃん 4

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

 

何をやっても、ダメな自分に落ち込んでしまいます。そんな時にお母さんが病気になってしまいます。

 

そこで、「ちびとらちゃん」はお母さんのために医者を呼ぶことに・・・。

 

しかし、お医者さんのいる場所は山をこえ、川をこえ、黒い森をぬけた場所にいるのです。

 

ちびとらちゃん 3

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

 

何もできなくて臆病だった「ちびとらちゃん」は、恐ろしい黒い森を抜けて、医者を呼ぶことができるのでしょうか?

 

ちびとらちゃん」の勇気を手に入れる冒険をぜひ、読んでみてください!

 

→雨の日が、明るく楽しくなる絵本!? 「おんなのことあめ」【感想・あらすじ】

 

臆病な子供におすすめの絵本

ママの後ろから離れられなかったり、「こわい、こわい」と前に進めないお子さんに、ぜひ、読んでもらいたい一冊です。

 

ちびとらちゃん」のストーリーが、臆病なことも悪いことじゃないことを教えてくれる内容になっています。

 

元気が少しづつ沸いてきて、勇気を持つ手助けになる絵本でした。

 

著者紹介 チェコ人の夫婦作家

ヨゼフ・パレチェク

© Josef Paleček 協力 アットアームズ

 

絵 ヨゼフ・パレチェク

1932年2月25日チェコスロヴァキアのイフラバに生まれる。1960年よりフリーの画家・イラストレーターとして活動する。

 

文 リブシェ・パレチコヴァー

1937年チェコスロヴァキアのプラハに生まれる。1970年に夫のヨゼフ・パレチェクと共に絵本を作り始める。

 

自らが作った絵本をもとに、アニメーションの監督もつとめている。

 

株式会社アットアームズ

チェコのアニメ・絵本の作家達が詳しく紹介されているサイトです。

 

▼チェコ・チェコ ランド

公式サイト a-a-agallery.org

SNS Facebook Twitter

 

▼チェコチェコランドのイベント・商品情報ブログ

ameblo.jp/a-a-agallery

 

 

ABOUT ME
eにんじん
3兄弟の末っ子でイラスト・記事執筆を担当しています。老人ホームで、読み聞かせのボランティアをやっていました。現在は、横須賀で情報を発信しています。企画、デザインも考えています。
関連記事一覧

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください