子供に夢を持って生きてもらいたい。子供に不自由ない生活をして欲しい。勉強ができる子になってほしい。
親は子供に色んな期待を抱きます。
今回は、「子供に夢・目標を持ってもらいたい」ということについて書こうと思います。
親の期待は親自身の劣等感から生まれている
親が子供に何かになって欲しい、凄くなって欲しいと願うのは、自分のコンプレックスを克服するためです。
残念ながら、知らずのうちに親自身の苦手なこと、不得意なことを、子供を通してやり遂げたいと考えてしまっています。
子供に期待すること、将来を心配してあげることは、愛情だ!っていう考えを持っている人もいると思います。
親から子へ、勉強しなさい、そうじゃないと良い学校入れないわよ。将来どうなってもしらないわよ。
どれも自分の不安を子供にぶつけています。
自分が勉強が出来なかったという想い、自分が社会に対しての不安をそのまま持っているためです。
そういう劣等感は、必ず親から子へ受け継がれてしまいます。
そう言われ育った子は、親になったとき同じように子供に言ってしまいます。
愛か恐れか
子供に掛ける言葉や自分の考えていること、行動など、すべてに当てはまることがあります。
愛か怖れか
そのどちらに、自分の考えがあるのかを考えてみてください。怖れから来ている考え・言葉じゃありませんか?
言葉には力があります。
とくに子供の頃は潜在意識に定着しやすいですし、子供は生きていくために、大人の考え方をなるべく真似しようとします。
親を常に見ています。お店で買い物するとき、お金を払うとき、会話の仕方、仕草。
どんな態度でどういうしゃべり方が正解かを常に見てるんです。
聞いていないようでいて、内容がわからずとも、その話し方、感情状態を学習しています。
昔から、マナーが悪い子供に対して、親の顔を見てみたいと言われるのも、そういうことなんです。
人が夢を持つとき
子供に限らず、夢を持つときというのはどういうときでしょう。
・○○選手みたいにカッコいいサッカー選手になりたい。
・美味しいケーキを食べて、こんなの作れるパティシエになりたい。
・自分が病気で苦しいときに、助けてくれたお医者さん、看護師さんになりたい。
どれも、感情が揺さぶられ、感動し、憧れに変化したときと言えます。
私もなってみたい、やってみたいという気持ち。もちろん、それ以外のケースもあるでしょう。
大人が子供にそういう機会を作ることもできます。
一緒に博物館や電車を見に行ったり、スポーツの試合観戦に行ったりすることも、良い機会づくりになると思います。
親自身が夢を持ちそれに向かって行動する。
イキイキした大人の姿を見て、子供の潜在意識に、大人はイキイキと夢に向かって行動するものなんだ。と刻み込まれます。
潜在意識に、ポジティブなイメージがあればポジティブな行動・考えを取るようになり、結果、少し嫌なことがあっても、前向きに生きていけるようになります。
私が子供に一番してあげるべきことと考えているのがコレなんです。
勉強が出来るようになることが、大切じゃないです。
自分で目標を持ちそれに向かって行動していく、習慣を身につけさせることが大事。
それが身についていれば、どこにいっても、何をやっても、目的を持って、実現し、夢を叶えていけるからです。
子供に積極性を身につけるために、大人ができること
子供に何かをして欲しかったら、自分がそういう行動を取る。
さっきまでの、説明で潜在意識の大切さが理解できたのではないでしょうか。
・親子で出来るオススメな方法
子供と一緒に何か目標を立て、一緒に実現する
子供に何したい?どこに行きたい?したいことを聞き、親も一緒になって楽しんじゃう。
一緒になって、子供がしたいことを楽しむ。
子供にとってみると、したいことは叶うんだ!というイメージが潜在意識に出来上がり
尚且つ、親と一緒になって願望が叶うという幸せな感情もインプットされます。
したいことは叶うし、幸せも味わえるもの
その意識が定着すれば、勝手に何かしよう、あれやろうよ。と積極的に自動的になっていくので、自由にさせてあげれば、大きくなたったときに、自分で夢・目標を設定し、行動しているはずです。
親が子供に強制するような段階から、選択の自由を与えていけば、子供も人に自由を与えられる人になります。
今度私たちは、子供たちと大人のお菓子アート大会をやることにしました。ほとんど大人が楽しみにしてるんですけどね。
各々好きなお菓子を使って、家や動物かわかりませんが、作ります。お菓子の家を作るようなイメージです。
その様子は後日アップします。お楽しみに~
普段とは違うことを、子供主導でやってみてはいかがでしょうか。
たまには、大人が子供の言うことを聞く番があっても良いですよ。子供もストレス溜まってますからね。
それでは!