あらすじ
ある日、こんな可愛い女の子がいました。その名も、「アリス」。
「アリス」は妖精で。まだ勉強中・・・。パパを王様に変えたり、パパのクッキーを自分のクッキーに変えたりできるのよ。「チチンプイプイのビビデバビデブー」。
いつか、ママがパパのために クッキーを やいたことがあった。わたしの クッキーに かえちゃった。
可愛い女の子「アリス」が、妖精になって、いろんなことをしちゃう。妖精にしか分からない、世界を大人たちに教えてくれます。
もちろん まほうの かがみも もってるわよ。「かがみよ、かがみよ、かがみさん、このよで いちばん すてきな ようせいは だあれ?」
ようせいの こなは、 とっても べんり。オートミールを ケーキに するとき つかうのよ。
魔法の鏡、妖精の粉など。妖精になった「アリス」しか分からない。素敵な道具がいろいろ登場します。
女の子しか分からない、「お姫様や妖精」の視点を覗き見ることができるような展開が、読んでいて楽しかったです。
女の子は、こんな生き物だということを学ぶことができます。初めて、女の子を育てる親御さんなどのプレゼントに、この絵本はおすすめです!
外国の絵本でも、基本幼少期は。みんな同じ「自分だけの世界観」を持っているんですよね。
読んだ時の子どもの反応は
読了「ようせいアリス (児童図書館・絵本の部屋)」 http://amazon.jp/dp/4566001911/ さいしょ、アリスをばかにしていたちびちゃんですが、途中で、「これ、なりきりってこと? じゃあ、ばかじゃないね、なりきりなら」案外楽しめた模様。
— shoko.m (@aceboacebo) 2010年9月1日
著者紹介 アメリカ人作家
著 デイビッド・シャノン
1959年10月5日、アメリカ合衆国 ワシントンD.C.に生まれる。
小川 仁央
翻訳家。英米の絵本を中心に活躍中。
デイビッド・シャノン (著), David Shannon (原著), 小川 仁央 (翻訳) 評論社