プロに教わる1秒で心をつかむPOPのつくり方
知らなきゃ損!POPを使った売り上げアップ術
同じような商品が店頭に並んでいる中で、どの商品を選ぶか? そんな時に購入への背中を押してくれるのが、POPの役割です。消費者にとって役立つ情報や、売れている実績、商品の魅力などを、店員さんに代わって伝えてくれます。
しかし、いざPOPをつくろうと思っても「何をどう伝えればいいの?」と悩む人も多いはずです。本書では、POPをつくった事がない初心者でも、すぐに実践できるPOPのつくり方を3つの視点から紹介しています。これ1冊あればもう迷わない、売り上げをアップするPOPづくりのノウハウが詰まった書籍です。
お客様の買い物をスムーズにする
- 目を引くキャッチコピー 語りかけるような言葉や興味を引くコピーでお客様の視線を据える。
- 商品のウリをプッシュ 商品の特徴や味の違いなど、商品のウリとなる情報をアピール!
- 豆知識を提供する 商品の選び方やおすすめのレシピなどを提案することで購買へと導く。
- くすりと笑える適度なゆるさ 思わず笑ってしまうPOPでお客様を楽しませる。
- イラストで楽しく イラストでお客様の視線を据えると同時に、楽しそうな印象を与える。
- スタッフの写真つき! スタッフの顔が見えることで、商品への信頼感や説得力が増す。
スタッフの写真を使うことで、信頼感が増すのはよく分かりますね。農家さんの野菜や子供に食べさせる食品などに使われると安心します。
さまざまな視点から内容を考える
語りかけるようなキャッチコピー
「自分に話しかけている」と思わせるような親近感のあるキャッチコピーでお客様の興味を引く。
共感するキーワードを入れる
お客様に「自分と同じ」と感情移入させ、商品の利便性、必要性をアピールする。
興味を引く言葉遊び
お客様の興味を商品に向かせるためには、引きの強いフレーズで引き込むことがポイント。
思わず手がのびるキャッチコピー
どのような言葉がお客様の心をつかみ、動かすのか。お客様の購買動機につながるPOPをみていこう。
お役立ち情報を提案
商品に関連する情報や購入後の役立つ情報を発信し、お客様の興味を商品へと誘導する。
写真・イラストと一緒に紹介してくれているので、分かりやすいです。お客の心理を客観的に教えてくれる所がポイント!?
商品を具体的に、イメージさせる
- 手書き風の書体 手書き風の書体は、字画から手づくりのぬくもりを感じさせる。
- イラストで楽しく イラストやフレームでお客様の目を引く。売り場も楽しい雰囲気に。
- 商品とリンクさせる パッケージと色を据え、どの商品のPOPか一目で分かるようにする。
- お客様に話しかけるように 店頭で接客しているような言葉で書くことで、親近感を与える。
- アシストする内容 産地や製造方法などの商品価値を強調し、購買意欲を高める。
- 写真でフォロー 文章だけでは伝わりにくい商品には写真をつけ、情報量を高める。
ハンドメイドやパン屋さんのようなものには、手書き風の書体の方が、伝わりやすいですよね~。「手づくりで美味しそう!」って感じが伝わってきます。
イベントPOPはテーマカラーを決めて
クリスマスのシーズンPOP 一目でクリスマスだと分かる赤と緑の色使いやイラストを使ってクリスマスムードを盛り上げる。
人気上昇中!ハロウィンPOP オレンジと紫をテーマカラーに設定。かわいらしいイラストで子どもでも親しみやすいPOPに!
イベントの時などは、特にテーマカラーを意識して作ることが大切なんですね。確かに、スーパーやお店に行くと、季節に合わせたテーマカラーになっています。
「お正月・バレンタイン・夏祭り・ハロウィン・クリスマス」は、特に意識して取り入れたい要素ですね。
悩みや問題を明確にして伝える
誰の、どんな悩みに効果的なのかを伝える!「そういえば気になっていた」と問題に気づかせる!購入後のメリットや快適な生活をイメージさせる!
質問を投げかけ、悩みに気づかせる
お客様に問題定義をし、「そういえば」と気づかせて行動を起こすきっかけをつくる。
どう変わるのかを伝える
誰のどんな悩みが解消できるのかを伝えて興味を引く。
おすすめの理由
購入後に得られる体験、メリットを伝える!商品の特徴や利点をクローズアップする!商品知識のあるスタッフの名前やコメントを入れる!
大切な人とワインを味わう時間を提案
どんなときにおすすめなのかを具体的に示し、商品の利用価値や特別感をアピール。さらに「モテたい」という男性の共感を得るキーワードとともに、購入後に得られるメリットを印象づけた。
数字を出してすすめる
9割の人に選ばれたという人気の高さを押し出した。お客様に「試してみよう」という行動を起こさせる。特に男性は数字やデータに興味を引かれるので効果的。
断定的な言葉ですすめる
「おすすめはコレ!」と断言する!伝えたいことを別の表現で強調させる!体験者の声として伝える!
迷っているお客様の背中を押す
お土産を買うときは誰しも迷うもの。また、時間がない中で選ぶことも多いため「迷ったらコレ!!」とお客様の背中を押すコピーが効果を発揮する。
買わないと損?と思わせる
もったいないといわれると気になる、損はしたくないと思う、人の心理をついたコピー。マンガでよく見る「集中線」を使うことで、インパクトのある表現ができる。
日本語のデコ文字
文字にあったフレームや罫線(けいせん)を組み合わせると、グッと注目度がアップします。ポイントに色をつけると効果的。
これだけの書き方を紹介してもらえると、表現の幅が広がります。
冬のイベント
イベントに関連した商品が店頭にたくさん出回る冬は、POPにも工夫を。賑やかなPOPで売り場を華やかに演出しよう。
吹き出し
なんにでも使える万能なフキダシはたくさん描けるようになりたいもの。伝えたい内容と会ったデザインのものを選びましょう。
こんな感じで、フキダシのデザインを知っていると、いろんな場所で活用できそうですね。
POP作りに便利!商用利用OKの無料フリー素材
※細かい利用規約については、各サイトで必ずご確認ください。
Frame Design
- クレジットや事前連絡不要
- 商用利用&加工OK
素材形式:ai、jpg、png
フキダシデザイン
- WEB制作、DTP制作、パワーポイントやWORD、エクセルなどの資料制作に無料で使えます。
- 商用利用OK
素材形式:ai、jpg、png
EVENTs Design
- WEB制作をはじめ紙面デザイン、本の挿絵、WORDやパワーポイント、エクセルなどの資料制作、TVおよび広告などのデザイン素材として無料で使えます。
- クレジットや事前連絡不要
- 商用利用&加工OK
素材形式:ai、eps、svg、jpg、png
パイ インターナショナル