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「あっ、オオカミだ!」の感想・あらすじ【フランス絵本】

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あっ、オオカミだ!表紙

 

あらすじ

あるところに、「シモン」という自由奔放なウサギがいました。お母さん、先生たちの頼み事に決まってシモンはこう応えます。「あっ、オオカミだ!」それを聞いて大慌て!

 

ある日、いつものようにやりたい放題やっているとオオカミが現れました。

 

シモン」はお母さんにオオカミが来たことを伝えますが聞いてくれません。そしてオオカミに捕まってしまいました。

 

今度の口癖は「あっ、オオカミだ!」

あっ、オオカミだ!1

 

「あっ、オオカミだ!」と さけびます。(もちろん オオカミなんて どこにも いません)おかあさんが おどろいて にげだすと、

 

オオカミだ!って叫ぶことで、今度はどんな事になってしまうんでしょう?

 

やりたいほうだい しほうだいその時の「シモン」のイタズラ顔が生き生きとしていて、憎めないな~。すきっ歯の前歯に目がいっちゃいますね。

 

もしかしたら、作者の息子さんがイタズラしたときの顔からきているのかもしれないですね。そんな気がします。

 

インパクトある色合い

あっ、オオカミだ!2

 

前作もそうですが、どんな風に描いてるんでしょうか。色が凄くインパクトがありますよね。

 

オレンジなどの色の濃い部分を使っているので最初、暗い感じがするのですが、読み進めていくと重く感じないのが不思議です。

 

その理由を考えてみると、色彩としては暗い色ですが、主人公シモンがイタズラをしているからだと思います。

 

テレビでドッキリの番組を見てる時の気持ちに似ているんでしょうね。こっちもワクワク・ドキドキしていて、他の気持ちなんてどっかにいってしまいます。

 

“読み聞かせのポイント!”

キャラクターの輪郭がしっかりしているので、小さい子供も認識し易いです。

子供と一緒に「あっ、オオカミだ!」と言いながら読み進めて見て下さい。

最後、ほっとした気持ちになるはずです。

 

ライターのつぶやき

ステファニー・ブレイクさんの2作をご紹介しました。すっかり「シモン」のファンになっちゃいました。私の場合は、「あっ、お腹すいた・・・」

 

うんちっち1
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著者紹介 アメリカ人作家

ステファニー・ブレイク

© BABELIO – 2007-2014 引用 http://www.babelio.com

 

著 ステファニー・ブレイク

1968年、アメリカ合衆国ミネソタ州に生まれる。フランスのパリに住んでいた。

 

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Sora
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