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韓国の民族衣装を描いた絵本!「ソルビム お正月の晴れ着」【感想・あらすじ】

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ソルビム―お正月の晴れ着

ソルビム お正月の晴れ着 あらすじ

韓国・朝鮮の人々は、お正月になると、頭のてっぺんからつま先まで、身につけるものをすべて新調します。お正月のために新調した晴れ着をソルビムといいます。

 

この絵本の主人公の女の子も、ソルビムを着る日を楽しみにしています。オモニ(お母さん)が心をこめて縫ってくれた、深紅の絹のチマに鮮やかな色の段々模様のセットンチョゴリ、花の刺繍の入ったポソン…。

 

巻末にソルビムの解説がついてます。韓国のお正月に、女の子が着るソルビム(お正月のために新調した晴れ着)を丁寧に絵で解説した絵本です。

 

着物のように色鮮やかなソルビム

お正月になると身につけるものをすべて新調することにまずはビックリ。

 

そして日本の着物のように、こんな着方があるのかと驚かされました。

 

ソルビム お正月の晴れ着 イラスト

 

韓国には韓国の服の文化があることが、読んでいて理解できました。

 

色の使い方から、服の着方などに来てもらう子供のためのいろんな意味が、託されていることに感動しました。

 

★韓国の服の歴史を学ぶことができる。韓国の文化や服の歴史を学ぶことができる絵本だと思うので、韓国のドラマ、映画などにハマった人にもおすすめです。

 

テレビでは見たことがあるけど、詳しく知ってから見るとでは全然違った風に見えますよ。

 

→「犬になった王子 チベットの民話」 作:君島 久子 絵:後藤 仁

 

分かりやすいイラストで紹介されている

ソルビム―お正月の晴れ着 2

 

韓国の作者「ペ・ヒョンジュ」が描いたソルビムがとても綺麗で、細部まで描かれたイラストで服の構造が分かりやすく伝わります。

 

まさに、「服の図鑑」と言っていいほどです。着る時の手順が丁寧に描かれているのも、分かりやすいポイントです。

 

巻末にソルビムの解説がついてます

着るこどもの幸せを願って作られた、伝統あるものだということが分かります。

巻末にソルビムの解説がついていて、着るものの名称、ソルビムの装いについてソルビムに託す思いが書かれています。

 

著者紹介 韓国人作家

ペ・ヒョンジュ

引用 http://bookdb.co.kr/bdb/PersonDictionary.

 

著 ペ・ヒョンジュ

梨花女子大学を卒業後、韓国イラストレーション学校にて学ぶ。韓国の伝統文化と昔話が好きで、それに関連した美しくて面白い絵本作りに励んでいる。

 

ABOUT ME
eにんじん
3兄弟の末っ子でイラスト・記事執筆を担当しています。老人ホームで、読み聞かせのボランティアをやっていました。現在は、横須賀で情報を発信しています。企画、デザインも考えています。
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