オニじゃないよ おにぎりだよ あらすじ
人間に怖れられていることを知らない「オニ」達は、まずいおにぎりを人間が食べていることを心配して、おいしいおにぎりを食べさせようと奮闘します。「オニ」がにぎるおにぎりストーリー。
顔の表情がコミカル
「ギャー!」「たすけてー!!」「くわれるー!!!」たちまち にんげんたちは おおあわてで にげていきました。
シゲタ サヤカさんのイラストは、表情がコミカルに描かれています。なので、見ている人がクスッと笑ってしまうほど、「オニ」の表情がおもしろいです。
「オニ」を怖がる人間の表情も、笑ってしまいます。驚く顔など感情をうまく表現されていて、「オニ」と同じでなんでそんなに逃げるの?
と思わせるほど人間たちのビックリした表情が忘れられません。
おにぎりマエストロ
人間を心配した「オニ達」は、おにぎりを作るのですが、そのおにぎりの量と具の豊富さに驚かされます。
イラストを見た限り、チャーハン・梅干し・いくら・鮭・みそ・エビ天・キノコの醤油漬け・昆布。
(しかも、おにぎりのレシピ本やおにぎり図鑑を持っているほどのマニアぶり)これは、おにぎりマエストロと呼んで言いかもしれません。
対象年齢:3歳ぐらいから小学高学年まで楽しめる
ぜひ、この「オニ達」が握ったおにぎりを食べてみたいです。この絵本を読み聞かせした後は、子供たちから「おにぎりが食べたい!!」と言われるかもしれませんね。
(しょうがないなぁ作ってあげるかと言いながら、自分も食べたくなったしね。)この絵本を読んだ後は、おにぎりが無性に食べたくなる不思議な絵本です。(笑)
見た目が怖くないので安心!
ここに登場する「オニ達」は、とてもかわいくて・やさしいオニなので、怖がりな子供でも安心して読み聞かせできる絵本です。ぜひ、読んでみてください。
絵本を読んだ人の感想
【オニじゃないよおにぎりだよ】作・シゲタサヤカ/絵本の社
今風の絵柄でおにぎり好きなやさしい鬼をユニークに描きます。大人も思わずクスリ。この年代って鬼が怖い時期だけれどもこの絵本を読んだあとは少しだけ鬼が好きになるかもしれません。(2歳9カ月・女児)— こどもの絵本bot (@kodomonoehonn) 2017年9月18日
先日、急に頼まれ、たまたまあった「オニじゃないよおにぎりだよ」を読んだ。読み出すとうるさかった会場がシーンとなり集中。息を飲み観ているのが伝わりぞくっとした。絵本の力を知る。読み込めてなく反省もしたけど拍手をもらい嬉しかったな♫ pic.twitter.com/bsqVQTEsJY
— 実験ちゃん☻ (@suteki_jam) 2015年5月7日
著者紹介
© winks.exblog.jp 引用 http://winks.exblog.jp/18066035/
絵本作家 シゲタ サヤカ
1979年 神奈川県生まれ/群馬県育ち短大卒業後、印刷会社勤務を経てパレットクラブスクールへ。2009年「まないたにりょうりをあげないこと」で絵本作家デビュー。
公式サイト akamochi.net