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なべぶぎょういっけんらくちゃく
とある江戸の町に、頭が鍋の奉行がいました。この「鍋奉行」は、あらゆる事件や悩み事を、解決してくれます。そんな「鍋奉行」のもとには、いろんな悩みをもった人が訪れます。
「そうだ。うなぎの あつい けむりに、このもちを かざせば、かたい もちも やわらかくなり、おまけに こうばしい においも しみつくぞ。一石二鳥だ」
誰もが、「鍋奉行」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。その「鍋奉行」を、擬人化してしまうとは、恐れ入る発想です。
しかし、擬人化してみると。「まぁ可愛い~やらなんとやら」です。
鰻の匂いのお値段は・・・?
ぐつぐつぐつぐつ どうする? どうなる? こうする? ああする? そうする? ぶつぶつぶつぶつ
とんでもない問題が、「鍋奉行」のところに舞い込んできます。鰻の匂いに値段がつくのか?つかないのか?
「鍋奉行」の出した「あつあつ」の答えとは・・・。誰もが納得する、答えでした。
絵本を読んだ人の感想
『なべぶぎょう いっけんらくちゃく』(穂高順也:文 亀澤裕也:絵 あかね書房)貧しい人がお餅を拾ったけれど固いので食べられない。ウナギ屋でその香りのいい煙で暖めておいしく食べるが、金を払えと訴えられます。なべぶぎょうのお裁きは?言葉のリズムがやはり巧いなあ。
— ひこ・田中 (@hicotanaka) 2012年3月12日
著者紹介
著 穂高 順也
1969年、愛知県生まれ。立原えりか、小沢正氏に師事する。
絵 亀澤 裕也
1981年、兵庫県出身。
穂高 順也 (著), 亀澤 裕也 (イラスト) あかね書房
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