![かようびのよる 表紙](https://ehonlabo.com/wp-content/uploads/2014/12/651049335e2df3641b741263a73b572c.jpg)
あらすじ
![かようびのよる 見開き 1](https://ehonlabo.com/wp-content/uploads/2014/12/6d0e3ac319609cba4b521d4aa0f27b1b.jpg)
(カエルさんがカラスを追いかけます。カラスは「ギャーーー」っと叫んで、逃げています。)
それは、とある火曜日の晩のことだった。あたりがすっかり暗くなったころ、町外れの池から、蓮の葉に乗った「カエル」たちが飛びたって…。
コール・デコット賞、絵本にっぽん賞特別賞受賞。
カエルさんのハプニング
![かようびのよる 挿絵](https://ehonlabo.com/wp-content/uploads/2015/04/8e862ecaea76cbcd47cc6632faf3f079.jpg)
火曜日の夜8時ごろになると。突然、「カエル」さんが蓮の葉っぱに乗って飛んできます。カラスを追い回したり。洗濯物に引っかかったり。
いろんなハプニングが起きます。見ていて、クスッと笑ってしまうシーンがいっぱいあります。
●著者本人登場!?
「よる 11時21分」のページに登場する、食事している男性が著者本人ではないかと思うぐらい似ています。
著者自身が、絵本を作って休憩している時間に「カエル」さんが空を飛んでいたのでしょうか?
![おやすみ おやすみ 1](https://ehonlabo.com/wp-content/uploads/2014/06/862bffaaa9048cd766151b4bd026263a-320x180.jpg)
緻密な描写力&空想力がスゴイ!
![かようびのよる 見開き 2](https://ehonlabo.com/wp-content/uploads/2014/12/f2492ea089247060f000dabb88203ba4.jpg)
(カエルさんがテレビのリモコンを操作していて、隅で猫がこっそりのぞいています。)
デヴィッド・ウィーズナーさんの作風はとてもリアルです。それでありながら、空想的表現もしっかりしていて、説得力があるのが魅力的です。
「カエルがもし、空を飛んできたら・・」を十分に味わせてくれる作品になっています。
文字が少ないので、絵の動きで読み聞かせてみてください!
「カエルくんがこう飛んでいるよ!」「カエルくんがテレビを見ているよ!」など。「カエル」くんを使って、会話を盛り込んでも、面白いですよ。
“最後のページまで見逃せないので、ようチェック”
最後のページで、「つぎの かようび、よる7時58分・・・」という言葉が。
さて、最後に何が起こるのでしょうか。お楽しみに。
著者紹介 アメリカ人作家
著 デヴィッド・ウィーズナー
アメリカの児童文学作家、イラストレーター。 1956年、アメリカのニュージャージー州ブリッジウォーターに生まれる。
デヴィッド・ウィーズナーさんのサイトです。ギャラリーがあるので、見てみてください。
デヴィッド・ウィーズナー (著), 当麻 ゆか (翻訳) 徳間書店