だっこ絵本紹介
「きただ てつやさん」が描く、だっこの大切さをいろんなシーンで、教えてくれる心温まるメッセージ絵本です。
共働きの親世代に!
「あとで」なんていってないで いますぐ だっこして。
親子との時間が少ない時にこそ、スキンシップの大切さを教えてくれる内容になっています。
だっこするシーンごとに
「ギュッと、早く、おんぶでもいいから」
「「あとで」なんていってないで いますぐ だっこして。」
「いそがしいのも、しってるし たいへんなのも、わかってるけど。」
など、いろんな言い回しで伝えてくれます。書かれている言葉の一つ一つのメッセージがとても、シンプルでありながら強烈に呼びかけているのが、驚きました。
今の忙しい共働きの親世代にオススメの絵本です。とにかく、だっこしてを伝えるシンプルなメッセージに共感しました。
子供の目線でかまってあげる時間を作ることを学べます!
ぎゅっとしたくなる絵本
いそがしいのも、しってるし たいへんなのも、わかってるけど。
動物と人間を両方、親と子供の立場で描いているのが、面白いです!
女の子が赤ちゃんのクマをだっこしてあげたり、シロクマさんが女の子をだっこしてあげているなど。
さまざまなスキンシップのやり方を見せてくれるので、この絵本を読みながら、ギュッとしながら読んであげてみてください。とても、楽しく絵本が読めますよ。
きただてつやさんのインタビュー
きただ てつや (著) 絵本館
だっこの癒し効果
だっこすることで、ストレスや疲れがとれるという、癒される効果が科学的に証明されているようです。
「心の距離=肉体の距離」が一致しているからなのかもしれません。
ボディコミュニケーションとして、活用してみてはいかがでしょうか。言うことを聞かない子供を叩いて、叱ってしまうことなどあると思いますから。
「叩くこと」「だっこすること」は両方、ボディコミュニケーションとしては同じことなんです。
子供に対して、傷つけてしまった心の傷もだっこして、癒すことができます。
逆に言えば、普段からだっこして癒してあげれば、心の距離がギュッと縮まるかもしれませんよ。
恥ずかしい人や苦手な方は、テーマパークなどで、着ぐるみの方にだっこしてもらうのも良いですよ!大人も癒されますし!