工房 さざんか
まだまだいろんな、催しものがある中で流木クラフトをやっている。武井志郎さんにお話を伺いました。
この流木クラフトは西逗子の「海岸で落ちている流木を拾って制作した」ものだそうです。そこで、打ち上げられている流木を吟味しながら選んできて。
その流木が持つ本来の形を生かして、クラフト作りをするようです。曲がっていれば、ここの手すりにしようなど。
イスや机などの平の部分は研磨するそうですが、海岸にある流木は白い状態で落ちているので。その「白い状態をなるべく残しつつ、研磨」して作品を作っているとのこと。
研磨をしなければ、トゲなどでケガをさせてしまうし、やりすぎてしまえば、木の本来の温もりを失うことになるという。武井さんのこだわりが強く感じた考え方でした。
しかも、流木を組み立てる最後に、全ての木のパーツをお湯で煮沸して、木の中にいる虫の卵などを殺虫処理を行っています。
また、木の周りに塗る物もニスを使わずに、蜜蝋(ミツロウ)と天然の植物性ワックスを使ってコーティングしているそうです。
子どもが触れるものだから、自然由来のものが良いという心意気。
大きいものから小さいものまで、さまざまな作品があり。武井さんはネットで販売することを今は止めています。
[su_note note_color=”#e4e9e7″ text_color=”#000000″ radius=”15″]それは、ネットだと画像だけでその商品の持つ本来の良さが伝わらないという体験からでした。
その場で手に取ってもらい、お客さんの感覚で商品を選んでもらうほうが。とても喜んでもらえるからだそうです。これは、商いとして素晴らしい考え方を教わりました。[/su_note]
つづいてのお店は・・・
studio COOCA(スタジオ クーカ)
公式サイト studio COOCA
知的、精神に様々な「ハンディキャップを持った人が利用するARTする社会福祉施設」です。こちらのブースでは、いろんなグッズが販売されていました。
すごく、かわいいデザインです!アメリカンポップ風で、フランスの絵画みたいです。筆箱入れやポーチなど、いろんな色とイラストのバリエーションが豊富で驚きました。
グッズお取引やパフォーマンス公演、人形劇団「ふもっふっ」、壮ちゃんのライブペイント、さやか紙芝居など。
さまざまな活動をされているstudio COOCAさん。興味ある方は、他の活動も見てみてください!
つづいてのお店ではカラフルな絵が?
MoyoMoja
ティンガティンガの絵画レンタルをされている方にお話を伺いました。
「ティンガティンガ」は、アフリカのタンザニアで発祥した絵のスタイルで、布地のキャンパスにエナメルペンキを重ね塗りしていくアートです。
タンザニアのアーティスト達の、絵画を中心とした美術品を扱い。タンザニアの画家の自立サポート支援などを行っているようで。
Tシャツ・カップ・アフリカから取り寄せたグッズなど。いろんな作品があります。
これが、ペンキで描かれているとは思えないですよね~~。日本の鯉のぼりのような、雰囲気のイラストでとても気に入りました。
こういうタンザニアの人たちを応援する活動は、とても大事なことだと感じました。
[su_note note_color=”#e4e9e7″ text_color=”#000000″ radius=”15″]活動の中で、タンザニアのアーティストに筆をプレゼントしたそうです。これによって、アーティストさんたちの絵を描く手助けになれば良いですよね~~。[/su_note]
2015限定Tシャツをこちらで販売中。
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まとめ
今回の葉山芸術祭で出会った人たちは、お客さんやアーティストたちの両方を大事にしている優しさを感じることが出来ました。
私もこういう活動をしている人たちのために、いろんな人に伝えることが出来たらうれしいかぎりです。アートに触れると自分も作品を作って、お客さんのために何かしたくなりました。
ぜひ、来年の葉山芸術祭にはみなさんも来てみてはいかがでしょうか?いろんな人との出会いは面白いですよ!!
写真を気軽に撮らせていただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。