くろくんとなぞのおばけ あらすじ
あさ、めがさめると、「きいろくん」がいません。クレヨンくんたちは、とても心配になりました…。
クレヨンくんたちを探す、「くろくん」の冒険が始まります。
きいろくんは一体どこへ?
クレヨンくんたちは、一生懸命「きいろくん」を探しますが、どこにもいません。
「きいろくん、いったい どこへ いってしまったんだろう・・・・」とつぶやきながら、ヘトヘトになってしまいます。
すると、次の朝になると「おうどいろくん」と「ちゃいろくん」がいなくなってしまいます。
次々といなくなってしまう、クレヨンくんたち。そして残ったクレヨンくんたちでおばけを捕まえることにします。
さぁ・・おばけを捕まえることはできるのでしょうか?
くろくんが名探偵に!
くろくんは、あしあとを みつけると、どきどきしながら すすんでいきました。まんがいち あしあとが きえてしまっても、ちゃんと かえれるように。くろくんは せんを ひきながら しんちょうに すすみます。 どんどん どんどん すすんでいきます。 どんどん どんどん やがて つくえの いちばん はしっこまで やってきました。
おばけを捕まえるために、夜になっても寝ずに起きていましたが、だんだんと眠くなり寝てしまいます。
そして、朝になると「くろくん」以外だれもいなくなってしまいます。
そこに、どろのついた足跡が残っていたので、クレヨンくんたちを連れ去ったおばけを探しに行くことに。
一つ一つ手がかりを探して、足跡の先を探します。足跡が消えても帰れるように、「くろくん」は自分で線をひきながら、進んでいきます。
(くろくんのこういう慎重なところがとても可愛らしいです。)
そして、ついに足跡の場所をつきとめます。その先にあったのは・・・・。これ以上はネタバレになってしまうので書けませんが。
最後は、すごく泣ける内容になっていて、感動オチが待っていました。軽い気持ちで読み進めていたら、急~~~に感動する内容が飛び込んでくるので。油断してしまいました。
みなさんも、お気を付けください。泣けるボディブローを受けてしまいますよ。
絵本を読んだ人の感想
娘たん大好きなクレヨンのくろくんシリーズ。園で読んでもらってこれが一番好きだというので借りてきた『くろくんとなぞのおばけ』。前知識なしに寝る前に読み聞かせしてたらまさかの展開に涙。えっ?と思って先が読めなくなったよ。「なんて書いてあるの?」と娘たんが言い涙声で読んだわ。 pic.twitter.com/BkksVONFEy
— naminnie (@naminnie_reads) 2016年10月31日
子供にせがまれて「くろくんとなぞのおばけ」という絵本を買った。不覚にも読み聞かせしながら泣いてしまった…
— Mikiko☆ (@MikikoMy) 2013年6月9日
「くれよんのくろくん」 「くろくんとふしぎなともだち」 2冊 著:なかや みわ
著者紹介
著 なかや みわ
1971年、埼玉県生まれ。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。
子ども時代の思い出から生まれた『くれよんのくろくん』
そらまめくんのあと、次は何を描こうかなと画材を広げていたときに、目に飛び込んできたのが、クレヨンでした。黒だけがあまり減っていないのをみて、「なんだかこの子、ちょっとかわいそうだな」と感じたんですよ。そのとき、くろくんの引っ込み思案な性格が、ふと頭によぎって……それなら今度の絵本では、クレヨンの黒が脚光を浴びる話にしたいなと思ったんです。
▼関連絵本
なかや みわ (著) 童心社