読むと、心が温まる絵本！ 「イグナツとちょうちょ」 チェコの絵本【感想・あらすじ】

自転車が大好きなイグナツ

絵本作家　荒井良二さんが初めての翻訳に挑戦した絵本を紹介します。

 

自転車に乗ることが大好きな「イグナツ」という人物がいました。

 

 

子どもたちは、「イグナツ」のことが大好きです。こっそり、家を抜け出して自転車の曲乗りを見に出かけました。

 

 

みんなはイグナツのように　上手に　自転車の曲乗りが　できるようになれたらなあと思っていました。子どもたちは、いつかみんなで　子ども自転車サーカスを作りたいと　夢見ていました。

 

美しいちょうちょを捕まえろ！？

そんなある日、彼が住んでいる街で「ちょうちょ」が大好きな大金持ちがいました。

 

その大金持ちが「ちょうちょをつかまえたらごほうびをやる！」と言い出して、街の大人たちは大騒ぎになります・・・。

 

 

「私の生きてきた中で、こんなに　美しいちょうちょは見たことがない」と彼は叫び、虫取り網を持って植木の中に　走りこみました。ちょうちょは　大金持ちに気づいて　庭の門の方へ　逃げていきました。

 

町の人は、「ちょうちょ」を捕まえることで頭がいっぱいです。「どこだー　どこだー」と町中パニックになってしまいます。

 

 

「イグナツ」は危ない目にあっている「ちょうちょ」を見て、自転車に飛び乗り、助けにいきます。

 

美しい「ちょうちょ」はどうなってしまうのでしょうか？

 

→チェコの絵本「ちびとらちゃん」 勇気がわいてくる物語【感想・あらすじ】

 

著者紹介　スイス人×チェコ人作家

著　クラウス・ボーン

 

© Josef Paleček　協力 アットアームズ

 

絵　ヨゼフ・パレチェク

 

 

クラウス・ボーン (著), 森下 訓子 (編集), ヨゼフ・パレチェク (イラスト), 荒井 良二 (翻訳)　プロジェクトアノ