© Asunaro Shobo 引用 http://www.amazon.co.jp
昨日、本屋さんで、シェル・シルヴァスタインさんの「おおきな木」を読んで、ちょっと泣きそうになりました。
全世界でベストセラーになっている絵本です。
リンゴの木と子どもの物語
注意:ネタバレがあります。知りたくない人は、途中までにして下さい。
少年と大きな木は、お互いに大好きでした。遊んだり、休憩したり、実ったリンゴを食べたり。
少年は大きくなり、彼女ができ会う機会が減りました。
月日が立ち、少年が大きな木に会いに来ると、お金が必要だと良い、大きな木はリンゴを与え、それを売りお金にしなさいと言いました。
また月日が経ち、少年が大きな木に会いに来ると、家族のために木材が必要だといい、大きな木は枝木を与えました。
また月日が立ち、少年が木に会いに来ると、旅に出たいから船が必要だといい、大きな木は幹を与えました。
また月日が立ち、少年が木に会いに来ると、大きな木はもうなにも与えるものが無いと言いました。
ただの切り株で、少年の役に立てないことに悲しさを感じていました。
しかしお爺さんになった少年は、遊ぶ体力も、世界に出る気もない。もう何もいらないよ。
ただ、ゆっくり落ち着ける場所が欲しかったんだと言い、その切り株に腰掛けました。
奉仕をすることを教えてくれる
この絵本を読み終わって、リンゴの木がしてくれた奉仕する気持ちが、スゴク心に伝わる内容でした。
2種類の翻訳がされている。
本田錦一郎さんと村上春樹さんが訳した2種類が刊行されています。
訳し方の違いでこの絵本の印象が変化するので、この二つの違いを楽しんでみるのも面白いですよ。
愛、与えるという大きな木の大きな愛を感じて感動しました。まだ読んだことがない方は是非読んでみてください。(^o^)
著書紹介 アメリカ人作家
© 2013 Evil Eye. 引用 http://www.shelsilverstein.com/about/
シェル・シヴァスタイン
1932年9月25日~1999年5月10日 アメリカの作家、イラストレーター、シンガーソングライター
1969年、1984年にグラミー賞を受賞
公式サイト shelsilverstein.com
Youtube
youtube.com/user/ShelSilversteinBooks