にほんごであそぼ ことわざかるた
普通のかるたは、「取り札」には「あ・い・う…」という一文字と絵、「読み札」には文字だけが書かれています。
「にほんごであそぼ ことわざかるた」は、齋藤孝先生が選んだ「こどもに覚えて使ってもらいたいことわざ48種」が「絵合わせかるた」の仕掛けで描かれているのがポイントです!
●バラバラに並べてみると、こんな感じになります。
●そろえやすい絵柄なので、ことわざを知らない子どもでも組み合わせることができます。
このかるたは、ことわざを「上の句」と「下の句」に分けて書いています。
2枚の絵を合わせると、ことわざをフルセンテンスで読むことができて、正しく憶えられます!
かるたの裏側は、「上の句」と「下の句」それぞれ異なる色になっています。
これが、”江戸”を懐かしいと想わせる、何とも”粋”な色合いなのです!一方で、札の表に描かれた絵のモダンさといったら!単色で、シンプルなデザイン。
そのシンプルさが「句」の内容をストレートに伝達する役割を 担っているのです!
「解説」にも載っていますが、「上の句」を読んで「下の句」を取るという従来の「かるた」としての遊び方だけでなく、神経衰弱の要領で遊ぶ「絵あわせゲーム」としても遊べます。
おにに かなぼう
りょうやく くちににがし
どんぐりの せいくらべ
なきっつらに はち
あたまかくして しりかくさず
子どもたちは左右逆に並べて、大爆笑していました!胴の長いおじさんに見えるようです。
確かに、「しりかくさず あたまかくして」みたいな読み方も別の意味で面白いですね!?
解説書付き
ことわざの説明もしっかりと書かれているので、意味も覚えられるところが良いです!
こんなに、二重にも三重にも考え抜かれた「かるた」はこれまで見たことがありません!秀逸なかるたです‼︎!
販売店&著者紹介
奥野かるた店
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絵 仲條正義
1933年東京生まれ。’56年東京芸術大学美術学部図案科卒業。資生堂宣伝部、デスカを経てフリーに。’61年仲條デザイン事務所設立。
東京イラストレーターズソサエティ (TIS)より一部引用
東京イラストレーターズソサエティ (TIS)
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監修:齋藤孝 発行:㈱奥野かるた店「にほんごであそぼ」ⓒNHK・NHKエデュケーショナル