のせてのせて100かいだてのバス
ある日の朝、バスの「運転手さん」は、同じことの繰り返しに飽きていました。「あぁ~~、何か違うことはないものかと・・・。」
すると、今までに見たことのない、細い道が目に飛び込んできたのです。「あの道はどこにつづいているのだろう?」
「運転手さん」の新しい冒険が始まります。
つぎの あさ、バスは うみに つきあたりました。「ああ、みちが おわっちゃた・・・」うんてんしゅは かなしそうに つぶやきました。「ここで おしまいなんて とんでもない!」と ベビーカーを おした おんなのひと。
今までと違う道を通ると、いつもと違うお客さんがあらわれます。お客さんから、このバスはどこに行くの?と言われてもバスの「運転手さん」も分かりません。
「なんでも こい、どんと こい! なんにも ぼくらを とめられない!」ようきに うたう じょうきゃくたちを のせ、バスは はしっていきます。
ページをめくるごとに、お客さんを乗せるために、バスの形が変わっていくのが見ていて面白かったです。
※最後の方のページが、仕掛け絵本にもなっているので、チェックしてみてください!!
そして、バスの向かう場所とは・・・。終着点にあるものとは・・。最後まで目が離せない絵本でした。
絵本を読んだ人の感想
のせてのせて100かいだてのバス(マイク・スミス・作/ふしみみさを・訳)…外国モノだがまわりくどい文がなくて、純粋に「100かいだてのバスすっげーっ!」て感じで楽しめる。もちろんしかけつき。 子どもって100かいとかそういう大きい数字好きだもんなー。 #絵本
— あきピン (@acipin) 2015年8月11日
著者紹介
著 マイク・スミス
イラストレーター。Cambridge School of Art,Anglia Ruskin University卒業。現在、イギリスのケンブリッジにくらす。
マイク・スミス ポプラ社 (著), Mike Smith (原著), ふしみ みさを (翻訳) ポプラ社