べんとうべんたろう ダジャレ絵本
「べんとうべんたろう」が「エリーゼ」のための弁当を作るために、材料を集めます。
ご飯は、日本の「でんえん」玉子焼きは、白鳥の湖に行き白鳥の卵。お茶は、「チャイコフスキー茶」など。「エリーゼ」のために作ったお弁当とは・・・。何ができるのでしょうか。
対象年齢は小学生の低学年くらいから楽しめます。
「ドイツ×日本」の和洋折衷の世界観で表現されています。
大人はダジャレ、子供は擬音で楽しむ一冊
ベートーベンの「田園」、チャイコフスキーのお茶、ショパンのパンなどリズミカルにダジャレが出てきて大人が楽しめます。
ダジャレは子供にはわかりづらいですが、運命の「ダダダダーン」のところで楽しんでます。
エリーゼのためにお弁当を作る!
「べんとうべんたろう」のお弁当を作る姿がとても、可愛らしくておもしろいです!!
稲を刈って、自分でごはんを炊いたり。白鳥のたまごで卵焼きを作ったり。ウィンナーのために音楽の都ウィーンに行くなど。
ダジャレを混ぜながら、おかずを探していく「べんとうべんたろう」の姿が、笑いあり涙あり?最後は感動しました。
ここまで、弁当づくりに真剣な子は見たことがありません。
力強い絵柄とキャラクター
絵の酒井絹恵さんが描く「べんたろう」は元気いっぱいで、凄く伝わってきます。
よく見るとマントを羽織っていて、それが「黒・赤・黄色」なんです。そうベートーベンの出身国、ドイツです。
そういう細かいところも素敵ですね。これを機に、クラシックを子どもと聴いてみるともっと楽しめると思います!
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著者紹介 酒井絹恵&中川ひろたか
著 酒井絹恵
1972年千葉県に生まれる。女子美術短期大学卒業。セツ・モードセミナー卒業。作品に『りんごちゃんとビートルカード』『おにがわらう』などがある。
公式サイト sakaikinue.com
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引用 http://www.songbookcafe.com
中川ひろたか
1954年埼玉県大宮市生まれ。日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。
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