おたんじょうびのひ 思い出絵本
「よしふみくん」は、6歳の誕生日をむかえました。先生から「赤ちゃんの頃どんなだったのか親に聞いてくるように」と言われました。
親はどんな気持ちで、どういう苦労があったのかという、赤ちゃんの頃のエピソードを聞くお話です。
誕生日を迎えたこどもにおすすめ!
子どもの誕生日を祝う時や妊娠中の方など、子どもが生まれた時の親の気持ちを伝えるなど、子どもと一緒に生まれた時の話をして理解を深めるのにおすすめです。
★対象年齢:主人公と同じ6歳の誕生日に読むと良いかも
元気を与えてくれる明るい、よしふみくん
赤ちゃんという存在に疑問を持った「よしふみくん」は、自分の生い立ちを知りました。早産で2000グラムしかなく、保育器に長く入れられていたそうです。
お母さんは、当時かわいそうにと思っていましたが、「よしふみくん」の「はやく でてきて おそく かえったんだ」という言葉に、お母さんは励まされました。
母親の生んだことへの責任を、子供の言葉が癒してくれるのがとても素晴らしかったです。
→「おなかのなかの、なかのなか」 文:あさの ますみ 絵:長谷川 義史【感想・あらすじ】
家族の愛情を再確認できる
ほかにも、いろんな家族の出来事が心温まるエピソードとして描かれており、家族の愛情を感じるシーンがいっぱいあり、癒されます。
このページを読んでいるときに、自分の子どもの生まれた時の思い出を会話に挟むのもいいかもしれません。
自分がいつも親に気にかけてもらっていて、愛情を貰ってるんだって、実感してもらえれば良いですね。子供は親から愛してもらっているというサインを沢山欲しがっています。
自分のルーツを知ると安心して、「僕はお母さんから生まれてきたんだ!」と思える機会になります。なので、教えてみてはいかがでしょうか?
→分け合うことの大切さを、教えてくれる!?「王さまライオンのケーキ」【感想・あらすじ】
「おたんじょうびのひ」の楽譜がついている
中川 ひろたかさんが作詞・作曲をした楽譜が最後のページについており、家族で一緒に歌って、楽しむようにもできているので、チェックしてみてください。
著者紹介
引用 http://www.eonet.ne.jp
長谷川 義史
1961年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。
公式サイト eonet.ne.jp
引用 http://www.songbookcafe.com
中川ひろたか
1954年埼玉県大宮市生まれ。日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。
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