※今回、紹介させていただいている書籍は、CCCメディアハウス様に献本していただいた書籍です。
子どもの人生をマラソンに例えない考え方!!
子どもを頭の良い学校に進学をさせることを一つのゴールにして、考えたことありませんか?
子どもの行きたい学校を探してあげるのも大切だけど、分からないから。ひとまず頭の良い学校に進学させよう。
だから周りよりも、早く読み書きを覚えさせなきゃ!そこに、一つの落とし穴があります。
読み書き・算数のスコアが高いフィンランドの子どもたち。
フィンランドでは7歳まで読み方を学習しないの普通で、アメリカの研究でもスローペースで学ぶほうが効果的だと言われているそうです。
集中力、コミュニケーション能力、自制心を学ばせるほうが、大人になってからの学問的に成功するための土台作りになります!!!
読み書きは焦らない
ハッキリと発音して、相手の気持ちを共有する&五感を磨くために。
食事で会話を楽しんだり、友達と遊んだ出来事などを聞いたりして。自分の考え・意見を把握させてあげることが大切です!
そして、食べ物を話題にどんな味がしたのか?今日の料理は上手く出来たか?など。コミュニケーション能力を養うとともに、記憶を整理することができます。
子どもと一緒に過ごす時間を大事にしている
フランスの幼稚園ではどのように会話をして、計画を仕上げ、問題に取り組むかということを教えていて、子どもと一緒に過ごす18年間の質を大事にしています。
子どもの教育を短期的ではなく、長期的に考えていることにビックリしました。
日本などの生後から5年間の詰め込み教育を重要視する考えだけではないことが、とても勉強になりました。
褒められ中毒の子どもに育てないこと。
褒めて育てることの良さも、最近の育児方法では大切なやり方ですが。フランスではブラボーと言って褒める代わりに、「自分で自分を誇りに思うでしょう?」という聞き方をします。
自分で自分の価値を認められるように促します。他人に褒められるために、依存傾向に陥ったり、挑戦してみようというやる気が分からなくなってしまうことの危険性を教えてくれました。
褒めなくても褒めすぎても、自信がない子に育ってしまう悪循環の教育。「褒めること&自尊心を育てること」のバランスがとても大事なことだと理解できました。
まとめ
フランスの考え方は、親子で一緒に幸せについて模索しながら自由に子育てをする感じがしました。
日本の子育てにも良い所があるので、フランス式で使えそうなエッセンスを使いたいと思います。
この本では、100のエッセンスがギュっと詰まっているので、少しのエッセンスしか紹介できませんでしたが、まだまだ勉強になるエッセンスがたくさんあるので、ぜひ、読んでみてください!!
パリの保育園のお気に入りレシピをプチ紹介
・1歳半から3歳の月曜日のメニューの例・
前菜 トマトサラダにレモンハーブ
メインコース タラの切り身にレモンソース
サイドディッシュ オーガニックのホウレンソウにベシャメルソース
チーズ ミモレット・チーズ
デザート リンゴとイチゴの無糖ピュレ
パリの公立デイケア・センターに通う3歳以下の子どもたちが食べているものを紹介しています。バランスのとれた食事をこんな感じで、与えてあげたいですね。
著者紹介
Copyright © 2014 by Pamela Druckerman 引用 pameladruckerman.com
著 パメラ・ドラッカーマン
[su_note note_color=”#e4e9e7″ text_color=”#000000″ radius=”15″]アメリカのジャーナリスト[/su_note]
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パメラ・ドラッカーマン (著), 鳥取絹子 (翻訳) CCCメディアハウス