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なぜか?大人の心に響く、素敵な絵本!「すてきな三にんぐみ」【感想・あらすじ】

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すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ あらすじ

黒マントに黒ぼうしの三人組の泥棒は、宝集めに夢中でした。ある日、さらってきた少女に、宝の使い道を聞かれ、素敵なことを思いつきます。

 

泥棒三人組がどんな選択をするか?

すてきな三にんぐみ

 

タイトルには素敵な三人組とありますが、最初、怖い印象をうけました。その泥棒たちは脅しの道具3つで馬車を襲います。

 

  • ラッパ銃
  • 胡椒ふきつけ
  • 真っ赤なマサカリ

 

 しかし、胡椒ふきつけで馬車の馬の目潰しに使ったり、マサカリで馬車の車輪を壊したり、人には危害を加えません。

 

意外と優しいかも。そしてある日、馬車には金目の物がなく、意地悪なおばさんのところへ連れて行かれる少女を隠れ家に連れて帰ります。

 

その少女が泥棒たちに、「集めた宝を何に使うのか」と聞くのですが最初、泥棒たちは使い道を考えてはいませんでした。

 

ただただ金目のものを集めただけでした。そして、宝の山の素敵な使い道を考えます。

 

本当のお金の使い方を教えてくれる

昔話には、お金を貯め込む者、有効的にお金を使う者。その結果どういったことが、その者達に起きたか。

 

そういった物語がありますが、この絵本も同じようなメッセージがあります。

 

人の役に立つことをしたくなる

お金に限らず、自分たちの持っている資産を溜め込まず、人の役に立つことに使う。そういう使い道が素敵ですよね。そういうことを感じました。

 

読み終わったあと、凄く幸せな気持ちになる絵本です。最初と最後で泥棒たちの気持ちも、周りの世界も良く変わっていくのには感動します。

 

絵本を読んだ人の感想

 

 

著者紹介 フランス人作家

トミー・アンゲラー

引用 http://www.tomiungerer.com/

 

作 トミー・アンゲラー

1931年フランスのストラスブール生まれ。1956年にアメリカに移住し、画家・漫画家・絵本作家や広告美術など幅広く活躍。『メロップス、空をとぶ』でヘラルド・トリビューン賞、1998年には国際アンデルセン賞画家賞を受賞。他の作品に『すてきな三にんぐみ』『へびのクリクター』『ゼラルダと人喰い鬼』などがある。

公式サイト tomiungerer.com

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作:トミー・アンゲラー 訳:今江祥智 偕成社
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