情報コーナー 動物の平均睡眠時間
・コアラ 22時間
消化しにくいユーカリのために、栄養の吸収がゆっくりとなりエネルギー効率が悪いのが、影響しているようです。
・ナマケモノ 20時間
体のエネルギー効率を必要最低限に、抑えるためと言われています。
・トラ 16~15時間
狩りをするためと肉を食べることによる、エネルギー効率の良さが、長く寝ることができる理由の一つです。
・リス、ハムスター 14~15時間
ハムスターは10~15分ほどの短い睡眠を繰り返す睡眠のとり方をします。
・ライオン 14~15時間
トラと同じように、狩りをするためと、肉を食べることによるエネルギー効率の良さが、長く寝ることができる理由です。
・イヌ、ネコ、チンパンジー 10~13時間
イヌ、ネコは睡眠中は深い眠りのノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠を繰り返します。
・人、ウサギ、ブタ 8時間
ウサギは基本、目を開けたまま眠ります。飼ってるウサギだと、徐々に目を閉じて寝るようになるようです。
・牛、象、ヤギ 4時間
大量の草をとらないと、エネルギーを維持するのが難しい。牧場で飼われている牛などは、栄養の高い肥料で睡眠時間が変化するようです。
・馬、羊、ロバ 3時間
襲われる危険の高い、草食動物は睡眠時間が少なくなる傾向があります。
・キリン 2時間
一番、寝る時間の少ない動物。警戒心がとても強い動物とも言っていいほどです。首を休めて寝る時間は、ほんの少しだけです。もっとも危険な姿勢だからでしょう。
半球睡眠
このような、平均睡眠時間になっています。ただ、人でも多く寝る人と短く寝る人がいるように、動物達にも睡眠時間の差があります。
右脳と左脳のどっちかを休めながら睡眠(半球睡眠)をします。イルカはレム睡眠(脳は活動して、肉体は休んだ状態)をしません。
筋肉を緩めてしまうと、外敵に狙われる可能性が高くなるからです。なので、片目を閉じながら脳を交互に休ませるやり方で睡眠をとっています。
「野生・飼育されている動物」の睡眠時間が異なる
危機管理や食事を自分で用意しないといけない環境など、動物の環境がどのような立場にあるのかで、睡眠時間が大きく変化することが分かりました。
人間も国や、地域、環境、仕事の種類だけでも睡眠時間に影響するので、自分にあった睡眠時間を心がけていきたいですね。寝る子は育つ!とも言いますし。