あらすじ
一生のあいだにキツツキが木にあける穴の数は30。イルカがつかう歯の数は100。タツノオトシゴが育てる子どもの数は1000・・・。
本を開いて、一緒に数をかぞえてみよう。生き物の一生に隠れた、数の世界が見えてくる。
いっしょうの あいだに この トナカイの つのは 10かい はえかわります。
生きている間に、こんなに角が生え変わるのかと、ビックリする情報が満載です!?
自分の体にも、興味が沸いたり、体のメカニズムに関心が向けられるのが良かったです。
一生を数字で例えるから、分かりやすい
いっしょうの あいだに この アルパカは けが 20かい かりとられて、はえかわります。 アルパカの けは ぽかぽかコート、 さむさだって へっちゃらです。
数字の世界から、命の形を見るのも新鮮に感じられます。歯や角、毛など、いろんなものに、命が宿っていること。
そして、生命が生み出す神秘的なスゴさを、客観的に見ることができるのが良かったです。
後書きに
平均寿命や生態について、細かく書かれています。生物図鑑の役目にも、なっているのでおすすめです。
絵本を読んだ人の感想
ライフタイムっていう絵本があって、統計から動物に関する色々な数字を見ていく絵本なんだけど、最後にこのタツノオトシゴが紹介されてて、読み聞かせすると低学年の食いつきすごい。赤ちゃんを1000匹、しかもお父さんがお腹の中で育てる、って衝撃みたいだ。
— 麻績 (@0dyk03) 2015年10月19日
今日購入した本その①
『ライフタイム いきものたちの一生と数字』
生物のあらゆる数字にスポットを当てた絵本。可愛い絵柄で絵本としても素敵だし、科学的数学的にも興味が広がる内容だなと思いました。
巻末には数字の根拠も示してあるのがとても良いなと思いました。 pic.twitter.com/LjKbckCMtZ— みさき (@misaki_sensei) 2017年7月15日
著者紹介 アメリカ人作家
著 ローラ・M. シェーファー
アメリカのインディアナ州生まれ。ノンフィクション・絵本・幼年読み物など、幅広く子どもの本を執筆し、作品数は200冊にものぼる。
絵 クリストファー・サイラス ニール
アメリカのニューヨーク在住。イラストレーターとして、さまざまな雑誌や書籍、テレビなどで活躍。ニューヨーク・タイムズ紙で定期的に仕事を手がけ、作品は全米各地のギャラリーで紹介されている。
福岡 伸一
1959年東京生まれ。生物学者。“生命とは何か”を分かりやすく解説した著書を多数執筆している。
ローラ・M. シェーファー (著), クリストファー・サイラス ニール (イラスト), Lola M. Schaefer (原著), & 2 その他 ポプラ社