100かいだてのいえ たて型の絵本を紹介
100かいだてのてっぺんにすむだれかからあそびにきてね、とてがみをもらった「トチ君」。ちずをみながらあるいていくと、きゅうに100かいだてのいえがあらわれました!
みあげても、うえのほうはかすんでよくみえません。「トチ君」は、100かいまでたどりつけるのでしょうか…?
主人公「トチ君」が100階を目指して上がっていくものがたり。10階ごとに色んな生き物が住む家があり、上の階に上がるたびに楽しい部屋が現れます。
数を数える練習にピッタリ!
親子で一緒に100を数えながら、上の階のページに進んでいくと。ストーリーと絵を楽しみながら、数も数える練習になります。
読み進めながら、数を数えられるのがとても魅力的だと思いました。
細かいところに楽しみがいっぱい
部屋の作り、動物のしぐさを細かく描いているので見ながら楽しめます。ハチさんが花の世話をしたり、ハチミツを作っていたりなど。
登る階段もハシゴだったりと細かく見ていくと、色んな所にストーリーが織り込んであります。
子供にとっては、何度も読み直したくなる一冊になっています。
いろんなキャラクターの生活感を垣間見れる
10階ごとに色んな生き物が住んでいて、動物と昆虫が登場します。そこで、登場するキャラクターの生活感を垣間見ることができます。
(食事をしたり、テレビを見ていたり、風呂に入っていたり、遊んでいたりなど。)キャラクターのいろんなしぐさが、心温まるシーンになっていて面白いです!!
たて型絵本の読み聞かせのコツ
たて型の絵本なので、見開きが開きやすくなっています。なので、床に広げて一緒に覗き込んで、読んだほうが楽に読むことができます。
対象年齢:3歳ぐらいから
迷路のように、1ページごとに隠れた通路があるので、その道を探しながら、上へとなぞって読み進めるともっと楽しめますよ。ぜひ、やってみてください。
著者紹介
引用 http://iwaisanchi.exblog.jp/i5/
メディアアーティスト 岩井 俊雄
1962年、愛知県生まれ。筑波大学芸術専門学群在学中、第17回現代日本美術展大賞を最年少で受賞。三鷹の森ジブリ美術館の展示『トトロぴょんぴょん』、ヤマハとの共同開発による楽器『TENORI-ON』など、さまざまなインタラクティブアート作品を手がける。
もともと人に説明しにくい仕事なのですが、最近はさらに、絵本を描いたり楽器を作ったり、何者かわからなくなってきました…とにかく面白いと思うこと、なんでもやってます。
ロカちゃんが生まれてから子どもと遊ぶ楽しさに目覚めました。
iwaisanchi.exblog.jp/i5/より一部引用