巨人の足の絵本
巨大人(きょだいじん)の足跡が生んだお話です。街に突然、巨大人が現れ、大きな足跡がいくつもあいてしまいました。
水が溜まればプールができ、5本指のくぼみにドアを付けてトイレに、逃げ出さないように「にわとり」を飼い、どうしようもない所は埋めました。
あるひ、きょだいじんが マラソンを はじめました。 なにしろ きょだいですから ぼっこり あなが あいてしまいましてね。
ぼっこり へこんだ あしあとに みずがたまれば そこは プールになるわけでして・・・
へこむ所があれば、出っ張る所が生まれます。ちょうど、地球の裏側では足跡の出っ張りができていたのです。
この発想は、子供にハマル内容だと思います。巨大人は地球を半分回って、走っていきます。その結果、大変なことが起こってしまいます。
子供は誰しも、ぬかるんだ泥道や、雪道の足跡をたどったり、踏みつけたりした経験をもっています。
そうした体験を、思い出すのはいかがでしょうか?
→巨大な赤ちゃんが登場する絵本!「おおきなわんぱくぼうや」 著:ケビン·ホークス【感想・あらすじ】
読んだ時の子どもの反応は
早口言葉は失敗だったなー。男子が多いからか、声出す系だと歯止めがきかぬww 『またまたぶたのたね』は安定の面白さ。あとは『でっこりぼっこり』で終了。男の子が終了後「でっこり!ぼっこり!」って言いながら歩いてた(*^^*)
— みぃちゃん (@__miee___) 2014年6月13日
こんばんは。「でっこりぼっこり」がすごく印象的です。子どもたちは大好きみたいです。昨年、小学校2年のクラスの絵本読み聞かせで読んだらウケました。ありがとうございます。これからも良い絵本をお願いします。@takabatakenao
— ひらたひろえ (@yuriykkapple) 2011年8月1日
高畠那生「でっこりぼっこり」やりたいことはすごくわかる、成功しているかどうかの判断は子どもに任せるしか!ちょっとトラウマになりそうな絵柄ですが、そんな気持ちを求めている子どももいるんじゃないかしら。
— はなればなれに (@rogiita) 2010年4月9日
著者紹介
© TAKABATAKE,Nao 引用 https://www.facebook.com
高畠 那生
高畠 那生 (著) 絵本館