「電気とあそぼう!」電力中央研究所公開 in YOKOSUKA 2016年度 10月1日(土)
電力中央研究所 公開
地元横須賀にある「電気のシンクタンク」では、年に一度、この時期に一般公開日を設けています。一般公開日に、子ども向けイベントが設けられたのは、数年前からです。
たまたま、去年は、増築の工事で、公開はありませんでした。2ヶ月前に出来たばかりの新社屋は、一階が公開されました。
ショールームと、本来は会議室かと思われる二つのルームがあります。その二つのルームは、「電気の実験ショー」と「工作広場」です。
電気の実験ショー
「電気の実験ショー」は、【ニャンコ ビッチ先生】である吉光 司先生が担当され、テーブルから溢れんばかりの実験材料を使って、
解り易く&楽しく、また、 ビビッ(?)とくる電気実験に、60分はあっという間でした。
「工作広場」は、「電気ブランコ」「バタバタ蝶々」「スライム」「光のオブジェ」&「人工ルビー(by 県立横須賀高校科学部)」の5種類もの「作ろう」。
開始10分前には抽選のため、長蛇の列でしたが、人気に即した対応のお陰で、スムーズ にそれぞれの「広場」へ。
電気ブランコ
作り方を分かりやすく、図で説明してくれます。
ヒヨコを乗せて、可愛いブランコが出来上がりました!!
スライム
いろんな、色のスライムを作ることが出来ます。
光のオブジェ
子どもたちは、研究員さんたちの優しい指導で、好みの工作を一生懸命していました。出来上がったときの、イイ笑顔!
葉っぱと金属のミクロな世界
新社屋を出てほかのところへ行ってみましょう。「葉っぱと金属のミクロな世界を見てみよう」では、葉っぱの気孔が顕微鏡傍の モニターに大きく写し出され、黒いツブツブ。
それは、フルーツの皮のようであり、パパの髭剃りあとのお肌のよう!「金属のミクロ」は、 ミクロン単位でヒビを調べるという。
★ヒビの形は、成分の分子構造に沿って出来ていくのだとか!
嬉しい驚きでした。もう一つ の顕微鏡は、3D顕微鏡で、わずかな凹みをより立体的に写し出すのだそうです。500円玉の隠れ文字も、難なく発見!
アーク放電の実験
次に「アーク放電の実験」へ行きます。そこは屋外で、アークという2本の線の間に稲妻が走るのを見ることができます。
稲妻が下から上 に上っていくのを見ていると、「電気の光」に圧倒され、バック ツウ ザ フューチャー」に行ってしまいそうになりました!
ポンポン蒸気船
さらに、「親子で体験広場」へ行ってみましょう。「ポンポン蒸気船」の長閑かな音と走りとに、心が癒されていきます。
今回、地元の高校が2校も参加しました。県立海洋科学高校は、「海の生き物をみてみよう」。県立横須賀高校科学部は、先に紹介しました「人工ルビー」 のほか、「微生物を観察してみよう」のブースも担当。
ペットボトルに入った透明な液体に光を当て、二重にした 虫眼鏡で覗くと、水中をなんだか小さい生き物があちこち動き回っている。
ミドリゾーリムシたちでした!微生物たちが光に寄ってくる研究もしている、という、頼もしい生徒さんたち。これからが楽しみです!
他にもいっぱいあって、紹介しきれません。
最後に、アンケート用紙を提出したら、キャンディのつかみ取り!そんなサプライズにキキとしながら、正門を後にしました。
県立海洋科学高校
http://www.kaiyokagaku-h.pen-kanagawa.ed.jp/
電力中央研究所
TEL:046-856-2121