絵本

「ふしぎなガーデン-知りたがりやの少年と庭」 著:ピーター・ブラウン

ふしぎなガーデン-知りたがりやの少年と庭 表紙

 

植物の大切さを教えてくれる絵本

ふしぎなガーデン-知りたがりやの少年と庭 1

 

庭のない街に少年「リーアム」は住んでいました。使われなくなった鉄道の線路あとにかれる寸前の草木を発見します。

 

リーアム」は草木をたすけようと、世話をはじめます。やがて、草木は息をふきかえし、緑にあふれた世界に変わります。

 

大都会でも自然は力づよく生き残っていけることを描いた、本当にあった物語です。

 

自然の大切さを知ることができる

ふしぎなガーデン-知りたがりやの少年と庭 2

 

[su_note note_color=”#e4e9e7″ text_color=”#000000″ radius=”15″]リーアムは枯れた草木を大切に育てて、成長させていきます。庭のない世界は高度経済成長をしていた昔の日本のような、工場だらけの世界です。[/su_note]

 

空気が重く、よどんだ感じが伝わってきます。「リーアム」が少しづつ草木を増やしてゆき、植物の花や草の緑などが庭に広がっていくことで、自然の大切さを再確認させてくれます。

 

絵本を読み進めていくと、枯れた葉の茶色の色から、色鮮やかな色へと変化するのは、とても見応えがあります。

 

そして、植物が育っていくのと同時に「リーアム」も成長していくのがとても素敵です。

 

最後に「リーアム」の成長した姿が見られます。そこもポイントです!!

 

実際にあった体験をもとにしている

derplani / Pixabay

 

あとがきに、ニューヨーク市マンハッタンのウエストサイド地区に、「高架鉄道」(こうかてつどう)とよばれる古い鉄道がありました。

 

1980年にこの高架鉄道は廃止され、人はいなくなりました。そして、何年もかけて野草や木々が生い茂り、鉄道に緑が広がっていきました。

 

[su_box title=”作者のコメント” style=”soft” box_color=”#a985dd” radius=”13″]

「自然にこれほどの力があるのなら、街じゅうが自然と手を組んだらどう変化するのか?

街は変わるのか?そのはじまりはどんな風なのか?そう考えると、ワクワクする」

と作者は語っています。このことがこの絵本ができたきっかけになっているようです。

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著者紹介 アメリカ人作家

著 ピーター・ブラウン

[su_note note_color=”#e4e9e7″ text_color=”#000000″ radius=”15″]ニュージャージー州で育ち。ニューヨークのブルックリンに住んでいる。イラストレーター、作家[/su_note]

公式サイト

peterbrownstudio.com

SNS Twitter Facebook

 

ピーターさんが6歳の時に作った最初の絵本が紹介されています。

peterbrownstudio.com/peters-first-book

 

ピーター・ブラウン (著), Peter Brown (原著), 千葉 茂樹 (翻訳) ブロンズ新社
 
ABOUT ME
eにんじん
3兄弟の末っ子でイラスト・記事執筆を担当しています。老人ホームで、読み聞かせのボランティアをやっていました。現在は、横須賀で情報を発信しています。企画、デザインも考えています。
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