4歳からの絵本選びのポイント!
知らない言葉だと、「どういうこと?」と聞いてきます。言葉の獲得に貪欲になっている時期です。
絵本の中で、実体験している感覚が生まれてきます。食べ物など、自分の好みがかなりハッキリ分かり、好きとか嫌いとか、すぐ言葉にして伝えます。
自分の気持ちを伝えたいのです。「自分を分かってほしい!」「認めてもらいたい!」そんな思いが顕著に現れます。
ギャング世代
(幼稚園での年中組の時期のこと)反抗期真っ只中です。
一方、他者への思いやりも、生まれます!自分の気持ちを強く主張したり、相手の気持ちを理解できるようになるのが、この1年間の大きな変化です。
▼ナンセンス絵本
ナンセンスと言われていることが理解できるようになり、笑える年頃になります。
常識として、すでにインプットされた情報に、ズレが生じている可笑しさを十分理解し、愉快だと感じます!
▼例えば、こういう絵本です。
学校では教えてくれない、パンダの秘密!?「パンダ銭湯」tupera tupera【感想・あらすじ】
5歳からの絵本選びのポイント!
さまざまな情報を猛烈にインプットしていく時期で、何が分かり、何が分からないかが、かなりハッキリ理解できるようになりなす。
知らない言葉に出会うと、「それ、どういうこと?」と、質問の嵐です!自分の知っている範囲の中で、理解しようとします!!
子供の分かる言葉を選んであげて、理解できるレベルで伝えてあげましょう。真剣になりすぎず、適当になりすぎないぐらい。
いかに満足させられる返答をしてあげられるかがポイントです!「なるほど、そういうことか」と思ってもらえば良いだけなので。
幼稚園での年長組の時期で、言葉の獲得と現象・事象をリンクさせての理解度は、急速に高まります!!
なので、「なぜなぜ・どうしてどうしての時期」は慎重に答えてあげましょう。
▼例えば、こういう絵本です。
「ねぇ、パパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?」【感想・あらすじ】
6歳からの絵本選びのポイント!
専門的な絵本選びをしましょう。
・昆虫の生態、電車やトンネルの構造、ファッション、人体のことなど、興味に応じた専門性の高いものを好むようになります。
子供の好きなことを見極めて、専門的分野を伸ばしてあげる。今までの好きなことが、固まってくるので追及する思考が養われてきます。
専門書のような気持ちで、マニアックな絵本を選んであげましょう。
男の子と女の子で、絵本の好みが分かれるものもあります。恐竜の絵本、ネズミの女の子のバレリーナの絵本などです。
▼例えば、こういう絵本です。
虫好きの男の子には、たまらない絵本!「1001ぴきの虫をさがせ!」【感想・あらすじ】