「4・5・6歳の絵本ラボ教室」
親が参加しない。子どもたちだけの絵本ラボ教室を開催しました!子どもたちの自発的な教室です。
1.絵本を自分で選んでもらう
まず、最初に絵本の読み聞かせをします。「この絵本読んで!」「つぎはこれね!」とリクエストをもらって。子どもからの自発的な選択をしてもらいます。
2.応えたあとは、読んだ絵本の再確認
そしたら、今度は、どんな絵本だったかを再確認。「インプット」を重視します!見開きごとに、ちょっとづつ、
質問していくと、「なぜかなあ?」「どうして?」と、絵本をじっくり観るようになります!!
「疑問を持つ」ことって、とても大切!!!脳が活性化!!自然に、「注視」「注聴」「考える」の姿勢になっていくのがポイントです!!
3.「サプライズ・タイム!」
「今日の絵本」は、『のんびりオウムガイとせっかちアンモナイト』を読み聞かせしました。
読み聞かせした中からサプライズとして、本物のオーム貝の貝殻を見てもらいました!
それを一人ひとり手で持ってみる。重さや形にサプライズ!体験のワクワク感が、興味や好奇心を育みます。(絵本で見たこと&実際の体験)=共感性が増します。
4.イラストを描いてもらう
サプライズで、子どもたちがワクワクしている余韻のなか、「オーム貝」の絵を描きます。色は、思い思いに!
感動からか、カラフルな「オーム貝」が描かれていました!!自分の感じた気持ちを整理してもらうことで、記憶に残りやすくなるからです。
5.最後は、工作です。
工作は、立体的思考を培います!今日は、「動く自転車」を作ります。
「ストローを使った・動く自転車」の材料と作り方
- 紙皿 4枚
- 画用紙(3cm幅で40cm位の長さ)2つ
- 竹串(尖った先を切って、12cm位の長さ)
- 先が曲がるストロー 8本
作り方
1)車輪をつくる。
・紙皿を2枚、底を合わせて、外周を1~1.5cm切り取り去ります。
円周を1cmの深さに切り込みを入れ、外側に折り曲げます。画用紙の両端に、両面テープを着け、車輪の周りの切り込みを着ける。
この二つの紙皿を一つに貼り合わせます。そして、貼り合わせた物をこんな感じでクルクルと巻き付けてください。そうすれば、自転車の車輪が出来上がりました。
車輪の中心に穴を開け、車軸の穴に、ストロー(2~3幅)を差し込む。そこに、竹串を差しこむ。同じものを2つ作り、車輪2つのできあがり。
2)車軸、ハンドルをつくる
・曲がるストローの部分を活かして、L字に曲げます。2本は、ハンドル用に、テープで止めて、1つの車輪に2本、左右1本づつ竹串に刺し通す。
さらに、ストローを通して、ストローの先はテープで止める。⇒車輪2つが まだ 別々の状態。
3)車輪とハンドル等、着ける
車軸からのストローとハンドルのストローを、それぞれテープで着けます。これで、「動く自転車」のできあがり!!!
「ぜんぶ、はじめから じぶんで つくってみたい!」という年長さんもいて、その意欲に感動しました!!!
自分から、チャレンジ精神が沸いてくる気持ちはとても大切なことだと感じました。勿論、各年齢でのできることに、差はありますが、
「こうするんだよ」で、できる範囲に自信がつきます!!!