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好き嫌いが直る!食育絵本・インド人も気絶する辛さ「カレー地獄旅行」【感想・あらすじ】

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カレー地獄旅行

みちひと君はカレーが大好きです。しかし、ママが作ったカレーを食べると不機嫌な顔に・・・。

 

ところが、みちひとくん。ひとくちたべて しぶいかお。「なんで にんじんがはいっているの?きらいって いったじゃん!ママのバカ!」にんじんを ぽーいと、なげすててしまいました。「じゃがいもも きのこも たべたくない!」「こら、みちひと!」パパにおこられても へっちゃら。あっかんべー!

 

カレーの中にある、野菜だけをキレイに抜き取っていきます。よく見ると、ニンジンは細かくスライスされていますが、ピーマンは半分だったり、ナスは丸ごと入っています。(笑)

 

1枚の絵の中に、いろんなダジャレが描かれています

後ろの部屋の掛け軸には、「罪を煮こんで、人は煮こまず」。スパイ酢などもあるようなので、カレーが大好きな一家なのがうかがえます。みちひとくんの野菜を捨てているシーンで、猫が「フギャー」と叫んでいるのが可愛いですよね~。

「カレーのルー、ルーレット、日本列島(レットウ)」3つを掛け合わせたダジャレポスターなど。

 

野菜を捨てていたら、なんとカレーの中にみちひとくんが吸い込まれてしまいます!インド風の閻魔(エンマ)様がお出迎えしてくれます。カレー地獄にやってきたみちひとくんが、目にする鬼たちの手にはやっぱりスプーン!?

 

きがつくと、あたりはまっくら。大山が ゴウゴウ もえさかり、こわーいかおした オニたちが みちひとくんをみつめています。めのまえに うわっている、いちばんこわーいのが エンマさま。おおきなスプーンでバシン! つくえをたたくと、さばきがはじまりました。

 

今までの、野菜を捨てていたみちひとくんの行いが映し出されています。そして、みちひとくんの地獄の清め修行の始まりです。

 

清めルーの滝

ドドドドドドーッ しあげの ルーが ながしこまれました。みちひとくんは カレールーをあびながら、かぞくのかおを おもいうかべました。「みんなごめんなさい。おうちに かえりたいよー!」

 

清めルーの滝修行では、よく見ると「唐辛子」まるごと入っています。傷口に入ったら、スゴク痛そうな修行ですね~。

 

そして、真っ赤な鉄鍋地獄にギョッとしたり、くすぐり茄子の刑で泣き笑いしたりなど。みちひとくんは、カレー地獄で大反省することになりました。

 

「ヒィーーーー!」からくて あつくて、こころのそこまで ヒリヒリします。なみだがとまらない カレーでした。そのとき、まっくらなそらから、ひとすじのひかりが さしこみました。くもの すきまから、らっきょうのかみさまが あらわれ、こういいました。「どうじゃ、みちひと。くいあらためたか?ならば、この いとをつたってくるがよい」

 

そこに、らっきょうの神様が現れました。みちひとくんは無事におうちに帰れるのでしょうか。

 

「悪い子はいねが~!」で有名な「なまはげさん」も、逃げていくほど。怖い地獄でしたね。

 

野菜を残してしまう子供には、「カレー地獄旅行」を読み聞かせしてみてはいかがでしょうか?これが本当の、激辛MAXENDです。<(_ _)>

 

「カレー地獄温泉郷MAP」

巻頭と巻末にはそれぞれ「カレー地獄温泉郷MAP」と「カレー地獄商店街おみやげ案内」が掲載されています。気になる方は、チェックしてみてね!

カレー地獄、えんま入り口、ふんカレー山、地獄ロープウェー、サフラン山、カレー鉄道、カレー城、カレー屋敷、キーマ山、にこみ温泉、カレー温泉、とうがらし林、にこみ杉、スパイス港、とぎじる川、カーレース場、具だく山、ほうちょう峠、福神漬け畑、ごはん神社、カレー港、グッ島、カレー湖など。

 

カレー地獄へ行く方法ってあるの?

カレーに吸い込まれなくても、地下鉄で30分北に向かい、東へバスに乗って30分、飛行機に乗り西に向かって1時間半、そこから船に乗って30〜60分で着きますよ。みなさんも節度を守らないと、「カレー地獄」に連れていかれてしまうかもしれませんのでご注意ください。 

http://pie.co.jp/curry-jigoku/より一部引用

 

大人の方でも、好き嫌いしないようにしましょう。( ̄▽ ̄;)!節度を守らないと、「カレー地獄」に連れていかれてしまうので。

 

【R-3歳指定?】怖いもの好きには、たまらない絵本。「たべてあげる」

 

著者紹介

著 ひげラク商店 店主:安楽 雅志(あんらく まさし)

1975年鹿児島県生まれ、広島県呉市育ち。愛知大学文学部卒。2000年より、似顔絵グループお絵かき隊の似顔絵師として名古屋を拠点に活動を開始。現在、個人プロジェクト「ひげラク図絵社」を運営中。鳥瞰図・飲食店の壁画や看板・観光土産など、『ニッポン』をテーマにダイナミックで懐かしさとユーモアに富んだ制作を行っている。

https://www.higerakuzuesha.com

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カレー地獄旅行の特設webページもあります。

http://pie.co.jp/curry-jigoku

 

 

ひげラク商店 (著) パイインターナショナル

ABOUT ME
eにんじん
3兄弟の末っ子でイラスト・記事執筆を担当しています。老人ホームで、読み聞かせのボランティアをやっていました。現在は、横須賀で情報を発信しています。企画、デザインも考えています。
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