ぼくはモンスターのとこやさん あらすじ
床屋の息子が家を抜け出し、深夜お父さんのお店で夜な夜な営業開始。訪れるのはモンスターばかり、「カットが簡単なお客さん、大変なお客さん、色んなお客さん」が来店します。
そこへ、一人の人間の男性が来店します。
深夜の世界には不思議がある
Copyright © 2010 by Matthew McElligott
カットが かんたんな おきゃくさんも いれば、ちょっと たいへんな おきゃくさんも いる。
子供にとって、深夜は怖くて、ドキドキして妄想が膨らむものです。
作者のマシュー・マケリゴットさんは、その妄想を「床屋さん×モンスター」という掛け合わせで表現してくれました。
深夜の床屋さんにくるお客さんが「モンスターだったら?」と考えるだけでワクワクします。どんなモンスターが来るんだろう。
いろんなモンスターのお客さん
- 頭に一本毛が生えている一つ目
- 毛むくじゃらのモンスター
- フランケンシュタインなど。
その特徴に合わせて散髪するとこは、可愛くて面白いです。
床屋のアイテムのネーミングも手が込んでる
少年が開店準備で出してきたのは
- でろでろトニック
- くさくさワックス
- げんろげろシャンプー
など、色んなモンスターの髪型に合わせられるようなものが沢山出てきます。絵本の見返し部分も要チェックです!
子供の散髪が楽しい時間に変わるかも
▼子供の髪を切るときに
「モンスターうちに来るかな?」この絵本の話をしながら髪の毛を切っていけば、散髪嫌いな子でも好きになるかもしれません。
子供にとって楽しくない・嫌いな体験を、楽しい情報・体験とくっつけることで、楽しい・好きなものに変わったりします。
是非、楽しい時間にしてください。
→巨大アフロの中には・・・。「こんもりくん」 著:山西 ゲンイチ【感想・あらすじ】
著者紹介 アメリカ人作家
作 マシュー・マケリゴット
ニューヨークのアルバニー郊外で育ち。アルフレッド大学に通った。
イラストレーター モンスターズ・インクのようなサイトになっています。小学校を訪問したり、いろんな活動をしています。
公式サイト matthewmcelligott.com