
読み聞かせする時のポイント!
「読み聞かせ」の基本は「絵本との出会い」から始まります!読み聞かせする親である大人が、「これは、面白い!」と直感した絵本との出会いが“すべて”です。
(子供が喜んだものを選ぶのも良いですが、最初の絵本選び=親の選んだ絵本)とはいうものの、これまで絵本との関わり合いが遠のいていて、
急に、「面白い」と感じる絵本に出会うには、分からないことがあるかもしれません。
知っておきたいポイントとは。

■本屋さんへ行ったり、図書館の幼児コーナーで、絵本を手に取ってみましょう!
絵本の多種多様さに驚かれることでしょう!絵本への発見があるので、まず手に取ってみたり触ることから、始めてみてください。
ただ、感覚的に、「大人目線から子ども目線」になるには、少々時間を要します。
▼子どもを知ろう!
子どもが、何に興味をもっているか、何が好きか、傾向が分かれば選書しやすいですね。簡単なようですが、案外、難しくもあります。
子どもを注意深く、観察していると、これまで親(身近な大人)が描いていたイメージとズレが生じていたりします。
子どもの興味
- 「意外=思わぬこと」に、興味津々だったり、大喜びしたり!
- 「ええ~っ?なぜ、こんなことが?」と興味がぐるりと変わったり!
- 「こんなところのどこがおもしろいの?」と疑問の連続かも知れません。
ジェネレーションギャップ?に唖然とするかも知れません。
大人の発想が壊されます!

子どもの成長は、日々変化するので、大人の常識やイメージは次々に壊されていきます。低年齢ほど、タイムラグが生じやすいので注意してください!
ここで、年齢別の大まかな選書のポイントを言いましょう。
0歳~生後半年の絵本選びのポイント!
▼初めての選書は自分のために読む絵本を選んでください。
「自分が子どもだったころは、こんなだったな。」という気持ちで選んでもかまいません。自分の読んでもらった絵本を思い出してみるのも良いですよ!
生まれたての赤ちゃんには
色合いは淡色系(白・ベージュの色系統)・虹色を使ったもの。描き方はぬいぐるみのようなタッチ・ハッキリしたシルエットで描かれているもの。
いろいろ舐めたりしても濡れにくく、硬くて分厚い紙の絵本がオススメ。
例えば、こういう絵本。
→「じゃあじゃあびりびり」 著:まつい のりこ 【あかちゃん絵本紹介】【感想・あらすじ】
生後半年~1歳の絵本選びのポイント!

話しかけながら、絵本を開くと、時にジーッと凝視するようになります。このぐらいの時期から、お気に入りの場面や絵に興味を示し始めます。
絵本を大いに触らせてあげてください。触ることで、いろんなことを感じ取ろうとしますから。
「ちょっと味わってみようかなあ」「さわってみたい」の要求も1歳近くになると、かなり出てきます。
触っても、噛んでも丈夫な「布絵本」や「ボードブック」がオススメです。
赤ちゃんは触れる感覚がとても繊細だと思うので、見たり、触ったり、舐めることのできる布やボードが良いと思いました。
→何の鳥か、分かるかなぁ? 「とりのもようでかくれんぼ」【感想・あらすじ】