あらすじ
新感覚のナンセンス絵本を紹介します!「イトウくん」が歩いていると、むこうからイカがやってきました。「イカだ!」と言うと、「スイカだ!」と言いはります。
「ス」を落として、スイカからイカになってしまうらしい。イカがおとした「ス」が、「イトウくん」にはりついて・・・大変身!?
言葉遊びのナンセンス絵本
(スイカ)のような模様が(イカ)のヒレに薄っすら。その(イカ)は真っ赤なトマトの上に、足を揃えて、乗っかっている。
始まりから、飛び込んでくるナンセンスな物語にビックリします!!
「あっ、イカだ」 「しっけいな。 おれは スイカだ」 「どうみたって イカじゃないか」
「それは スを おとしてしまったからだ。 スイカから スを とれば イカ。 だから ほんとは スイカなのだ」
読んでいて、すぐに高畠ワールドに引き込まれる内容とイラストです。
言葉あそびが絶妙で面白い!
スイカのスをとってイカ イトウくんにスがついて スイトウ(水筒)
こんな感じで、言葉をとったり、付けたりして、いろんな言葉遊びで物語が進んでいくのがとても面白いです!!
(イカ)と(スイカ)の関係が、「イトウくん」をも巻き込んで、絡み合いながら進む物語。
仕事場へ、学校へ、と通勤、通学で「suica」を御利用のみなさん、是非、ご一読を!スカッと、疲れが吹き飛びますゾ‼︎
→模様がなくなった、チーターは? 「チーター大セール」 著:高畠 那生【感想・あらすじ】
絵本を読んだ人の感想
『ほんとはスイカ』
最近うちの小1がおきにいりの絵本。言葉遊びって楽しいよな。そういえば小学一年生4月号付録ミニ絵本『おならまんざい』もひたすら楽しかったです。— 佐々宝砂 (@pakiene) 2017年4月10日
第8位 「ほんとはスイカ」(昼田弥子・高畠那生/ブロンズ新社)そんな馬鹿な・・・。シュールすぎて一度目は置いてけぼりになっちゃうから何度でも読んじゃう。何度でも読んじゃう絵本。絵も本当にス・テ・キ。
— 子どもの絵本大賞in九州事務局の一人 (@cocorotosora) 2016年3月22日
著者紹介 高畠 那生&昼田 弥子
© TAKABATAKE,Nao 引用 https://www.facebook.com
高畠 那生
昼田 弥子
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童話や絵本テキストを書いています。絵本『ほんとはスイカ』(絵・高畠那生/ブロンズ新社)。 児童文学総合誌「飛ぶ教室」31、36、40号に童話が掲載されています。好きな食べ物はインゲンマメ。
昼田弥子さんのTwitterより引用 https://twitter.com/mitsuko_3
昼田 弥子 (著), 高畠 那生 (イラスト) ブロンズ新社