勝手に絵本大賞2018!
絵本ラボで、絵本紹介をしてきて約4年ぐらいが経ちました。
そこで、今回は「勝手に絵本大賞2018!」を開催したいと思います。
今までに、読まれてきた約4年分の絵本紹介記事から、トップ10をまとめて紹介します!
それでは、1位に輝く絵本はどの絵本なのでしょうか!?さっそく、紹介していきましょう。
10位から順に紹介していきます。ではどうぞ!(^O^)/
10位「ハグくまさん」著 ニコラス・オールドランド
「ハグは、世界を救う?」というようなテーマの絵本です。ハグが大好きなクマさんが、巻き起こす愛情の物語。
落ちついた色合いの絵と優しい文章で、構成されている内容なので、読んでいて癒される絵本です。
この絵本を読んだ後に、子どもと一緒に「ハグし合う」スキンシップがとれるので、おすすめです。
読んだ人の感想
絵本「ハグくまさん」
ハグが大好きな森のくまさん、小さい木も大きな木も抱きしめます。ある日のこと、オノを持った人間の男がやってきて…森の木を!大自然に育まれたどうぶつたちが、生きることのすばらしさをユーモラスに伝えてくれる物語です。 pic.twitter.com/STspWymOGT— りりか (@tzV5CPKWz5NBW59) 2017年3月17日
→ハグの癒やし効果抜群!「ハグくまさん」著:ニコラス・オールドランド
9位「すてきな三にんぐみ」著 トミー・アンゲラー
表紙が怖そうな絵本のように見えますが、中身はとても暖かいストーリーになっています。
大人の心に響く内容なので、子ども向けではないかもしれません。読めば読むほど、考えさせられる内容になっています。
「お金とは何か、善と悪とは?」など、心に問いかけてくるような絵本です。
読んだ人の感想
【ウィルヴィル】『すてきな三にんぐみ』という絵本に感じる、気味悪いけどクスッともなるしじんわりともするし、結果面白い、というあの空気に似た、「大人向け」の童話。幼少時『すてきな三にんぐみ』を一番好きな絵本にあげた私には、かなりクセになりそうな作品。
— むらさき (@hanayuimurasaki) 2013年1月18日
→なぜか?大人の心に響く、素敵な絵本!「すてきな三にんぐみ」【感想・あらすじ】
8位「マップス 新・世界図絵」ポーランド人夫婦作家
こちらの絵本は、世界の図巻のような知育絵本として、大変人気のある作品です。
ページを開くと、ドカ~ン!っとその国の地図と世界遺産が紹介されていますので、じっくり楽しめるような作りがよかったです。
普通の世界地図だと、情報が多すぎて頭に入ってこない感じがあるのですが。この「マップス 新・世界図絵」だと、分かりやすいイラストで紹介してもらっているので、楽しめます。
大人も、一緒になって楽しめるところも人気の理由かもしれません。
読んだ人の感想
「マップス: 新・世界図絵」という分類は児童書だけど、大人が見ても十分楽しめる世界地図を紀伊国屋で見た。買うと専用のエコバックに入れてくれる。見てて飽きないし、ホントに面白い。こういう世界地図が欲しかったって感じ。
— ぶらじるまんご (@kekopk) 2014年10月13日
→世界の特色が、ひと目で分かる絵本!!「マップス 新・世界図絵」【感想・あらすじ】
7位「100かいだてのいえ」著 岩井 俊雄
「100かいだてのいえ」は子どもの好奇心を、くすぐる内容になっていて。ページごとに、細かい描写がされていて、それを発見する喜びを感じることができます。
今までの絵本にない、縦開きのページを読み進める楽しさと、数を数える練習にもなるストーリー展開が、読者の心を掴んだのかもしれません。
読んだ人の感想
フォロワーさん @chiri777 おすすめの絵本「100かいだてのいえ」が息子もお気に入り。100までの数字に、たくさんの動物と愉快な暮らしぶりが細かい絵で描かれていて大人も面白い。それを全部解説していくと物凄い時間がかかるんだけど、読んでくれとせがまれる。楽しいなぁ。
— chiemeana (@chiemeana) 2017年1月3日
→100階には一体何があるのか?「100かいだてのいえ」 あらすじ・感想を紹介
6位「もぐらバス」 著 佐藤雅彦、うちのますみ
この絵本は、ピタゴラスイッチを手掛けた「佐藤雅彦さん+うちのますみさん」による作品です。
地下の世界を、ユーモアたっぷりに表現した内容で、子どもの想像を膨らましてくれるのがよかったポイントです。
子どもにとって、目に見えない世界観が共感をよんでいるのかもしれません。
読んだ人の感想
私がジャケ買いした「もぐらバス」という絵本、息子も気に入ってくれて嬉しい。ピタゴラスイッチを手掛けた方の絵本で、絵も文もとてもホッコリする(*´ω`*)
先日広島の【えほんの国】と言う有料施設実物があると知ってとても行きたい…遠い…。 pic.twitter.com/0EiNWKfAeT— くまくましろくま@3才0才 (@sirokuma_gorone) 2017年5月15日
→地面の中で、走っているバス運転手の仕事とは?「もぐらバス」【感想・あらすじ】
5位 チェコの絵本「ちびとらちゃん」
こちらの絵本は、チェコ人の夫婦作家が手掛けた絵本です。そして、やさしい雰囲気のイラストで描かれているので、とても癒される作風なんです。
内容は、臆病すぎて仲間から「シマシマ」を取られてしまうほど弱虫な「ちびとらちゃん」が、病気になったお母さんのために頑張る・勇気の物語。
作風がとても温かいので、子どもの読み聞かせにおすすめの一冊です。
読んだ人の感想
@Mdukams まどかさんのリプライ見て気になって調べたら、ヨゼフ・パレチェクというチェコの絵本作家さんでした( ´ ` )ノ色使いもタッチも可愛いですよね~
そして、私が持っている大好きな”ちびとらちゃん”て絵本もこの方の作品だったことをさっき知りました。笑
— あずみ (@cheb_8823) 2012年9月10日
→チェコの絵本「ちびとらちゃん」 勇気がわいてくる物語【感想・あらすじ】
4位 「ストライプ―たいへん!しまもようになっちゃった」
4位は表紙のインパクトがあるアメリカの絵本です。表紙の女の子が「なぜ?ストライプなのか」がスゴ~~ク気になる内容になっています。
こちらの絵本は、ストーリー展開が気になるのと、子どもにとって怖い印象を受ける絵本としても話題になっていました。
確かに、描写がリアルで色合いもカラフルなので、日本の子どもたちにとっては好き嫌いが分かれる内容かもしれません。
読んだ人の感想
小学校高学年の読み聞かせでウケるのが『ストライプ たいへん!しまもようになっちゃった』。強烈な印象のポップな表紙。これだけでもうつかみはOK。主人公カミラが次々と驚異的な変身をとげていく様に興味津々。人と違ってても自分は自分でいいんだよというメッセージも。
— yukariko (@yukariko_chono) 2010年8月17日
→自分に正直に生きることを教えてくれる絵本!!「ストライプ―たいへん!しまもようになっちゃった」【感想・あらすじ】
3位 「パンダ銭湯」著 tupera tupera(ツペラ ツペラ)
tupera tuperaさんの作品として大ヒットした、「パンダ銭湯」が3位でした。
tupera tuperaさんの作品は、どれも可愛くて面白い作品ばかりですが、絵本ラボで読まれていたのが「パンダ銭湯」。
やはり、オチが衝撃的な内容だった絵本です。読んでいるお子さんも大人も、両方楽しめる内容だったのが、一つの人気の理由かもしれません。
読んだ人の感想
「パンダ銭湯」最高に面白いです(^-^)v。絵も話もまた可愛いんですよね~♪ これを読んだ子供達が銭湯に行きたくなったら最高かも! 銭湯のロビーに置いてあったら、倍楽しいような気も☆
— 蓮 (@kamenokoaikouka) 2013年9月18日
→学校では教えてくれない、パンダの秘密!?「パンダ銭湯」tupera tupera【感想・あらすじ】
2位 フランスのロングセラー絵本「うんちっち」
こどもが、絶対に口ずさむ言葉、「うんち」。という言葉扱った絵本、「うんちっち」が2位に輝きました。
こちらは、外国の絵本で、世界20カ国で翻訳され300万部のベストセラーになった「うんちっち」フランスのロングセラー絵本が、絵本ラボでも大人気の絵本になっています。
日本の絵本の方が、読まれやすいのですが、こちらの「うんちっち」は子どものツボにハマってしまう内容になっているので、子どもたちからの支持が多いのではないのでしょうか。
読んだ人の感想
「うんちっち」#読了 タイトルで敬遠しないで欲しい。子どもも大人も笑える絵本といったらコレ!この作品は翻訳が素晴らしい。うんちっちと表現し、下品な言葉を可愛くしている。テンポがよく、字の大きさなどが、読み聞かせにも配慮されている。ほぼ「うんちっち」の言葉だけで展開する面白い物語。 pic.twitter.com/njCWWi9IsF
— わさび@読書垢 (@booklove_wasabi) 2017年8月18日
1位「くれよんのくろくん」 「くろくんとふしぎなともだち」 2冊 著:なかや みわ
こちらの記事は、2冊同時に紹介していますが、1記事としています。<(_ _)>
「くれよんのくろくんシリーズ」は、絵本ラボでよく読まれている記事で。一人一人の個性を、クレヨンの色で表現していて。
くろくんの色が、いろんな色の個性を認め合う内容が、読者の共感を読んでいるのではないでしょうか。
この絵本で、人の気持ちに寄り添える・人それぞれの個性を認め合うことを学べることが人気の理由かもしれません。
読んだ人の感想
「くれよんのくろくん」#読了
みんな違ってみんないい。この絵本は、その言葉を実感させてくれる。個性をぶつけ合うのではなく、融合させる事でそれぞれの個性が生きていく。個性が強いと、仲間外れにされる世の中。だが、一人一人の個性を認め、違うからこそ良い所がある事を教えてくれる作品。 pic.twitter.com/be6oy01TUY— わさび@読書垢 (@booklove_wasabi) 2017年8月18日
寝かしつけ絵本まとめ3
なかやみわさん「くろくんとふしぎなともだち」くれよんのくろくんが乗り物のお友達と遊ぶよ!だけどやりすぎてしまって反省するくれよんたち。楽しみながら悪いこと、謝ることも分かってくれたらいいなと思いながら読んでいます— クマ太郎 (@hiseadodo) 2016年11月3日
→【感想・あらすじ】「くれよんのくろくん」 「くろくんとふしぎなともだち」 2冊 著:なかや みわ
どうだったでしょうか?あなたの読み聞かせしてきた絵本などはランクインしていましたか。
私も、この記事をまとめながら、このような結果になるのを面白いなぁ~と思いながら作成していました。絵本ラボ内の絵本紹介ですので、偏ったランキングになってしまうのは、大目に見てください。<(_ _)>
今後も、このような企画をやっていきたいとおもいますので、面白いと思った方は気軽にコメントしてください!?
最後まで、読んでくださりありがとうございました。(^ω^) /